目標こそが羅針盤 その3

ずっと疑問だったんだけど
実習に来る学生に
目標設定を学校でどんな風に教わったか聞くと
みーんな仮想患者さんを例にして設定した
…って言うのよね。

でもさ
目標設定教えてもらう頃って
実際の患者さんをあんまり知らないのよね。
具体的なイメージができないんじゃないのかなぁ
…って思うの。
インプットされるのは言葉の字面だけで。

思うに
もっと学生に身近な「仮想」目標を
設定させたり検証させたら
いいんじゃないかと思うんだけど。

例えば
「仮想過去の部活動中の自分」の長期目標と短期目標。とか。

どの目標がよくて
どの目標が悪いのか
どうしたら悪い目標がよい目標になるのか

その体験をしてから
仮想患者さんへの目標設定をしたらいいのに
…ってずっと思ってた。

だから
養成校で目標設定は習っても
設定の過程を理解していない学生には
患者さんじゃない「仮想」で設定の過程を説明して
それからもう一度担当ケースで考えてもらったりしてます。 

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/664