質的評価→対応→能力維持

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過剰努力で立ち上がれる
がんばって何とか立ち上がることができる
過剰努力で食べてる
がんばって食べることができる
それらは、確かに能力だけど
それだけでは長続きしない。

がんばるのは、自然な身体のはたらきじゃない。
がんばるのは、一時的なためであって永続的なためではない。

でも、往々にして
「がんばって」食べることを促されるし
「がんばって」立ち上がることを促される
という現状がある。

過剰努力できなくなった時に
一気に食べにくくなり、介助しにくくなり
一気に立ち上がれなくなり、介助しにくくなり
あたかも、その時になって初めて問題が起こったかのように
取り上げられがちだけど
ようやく表面化しただけで、問題はずっと前から起こっている。

まったく同じコトが違うカタチで現れている
そういうコトって、いっぱいある。

本人は文字通り必死になって
がんばってきたのに
できなくなったら
どんなに辛いだろう。
「もっと頑張れ」なんて言われたら、たまらないと思う。

量的に可能な時に
質的な評価にもとづいた対応ができていれば
かなりの確率で防げることがたくさんある。

介護予防の本質って、本当はそっちなんじゃないかと思う。 

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