私はやらない実習あるある その3

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私はやらない実習指導 その3
学生をむやみには褒めない。

実習だけをきりとって、どう学生を指導したらよいか
そんな風に考えている指導者は少なくないようですが
臨床家としての前体験として実習があるのだという視点で
私は考えています。

学生さんの変容した行動については言語化して伝えますが
それは褒める必要があると考えているわけではありません。

褒められる指導を受ければ
褒められようとして行動するようになります。
それってヘンじゃない?

私たちは対人援助職として
対象者にとって必要で可能な行動変容を促すのが仕事です。
何も「すごいね」「ありがとう」って言われたくて
仕事をするわけじゃない。

「あなたのおかげです。ありがとう。」
そう言われて嬉しくないわけはないけれど
それは結果として起こることに過ぎなくて
そう言われることを目的としているわけじゃない。

宮大工の西岡常一さんも
「弟子を教える時には褒めない。
褒めれば褒められようとして仕事するようになる」
と言っていました。

リハの世界に限らないように感じているけれど
「結果として起こることの目的化」による誤解って
結構多いように感じています。 

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