Category: お知らせ

2023年度 研究助成事業の支給者決定

本年度の申請者は,研究 I(研究組織2法人以上の一般会員)が2名,研究 II(研究代表者は免許取得7年目以下で,研究組織は1法人以上)が1名の計3名でした.書類審査および合議審査の結果,下記の3名に対し助成金を支給することになりました.

学術部では全県士会会員に対し,積極的に研究を支援する体制を作っていきたいと思っております.来年度も研究にチャレンジしてみたい方,若手の方などの多くの応募をお待ちしております.

2023年度研究助成事業 支給者

研究組織 氏名 所属 研究内容 助成金額
研究 I 駒場一貴 昭和大学藤が丘病院 本邦の集中治療センターにおける作業療法教育に関する実態調査 129,980円
研究 I 甲本夏穂 国際医療福祉大学 出産・育児を経験した作業療法士が抱く「作業療法士観」構築の相互関係 127,860円
研究 II 渡邉大貴 昭和大学藤が丘病院 シリコンインプラントを用いた乳がん再建手術後の新規作業療法プロトコルの開発 118,000円

(学術部:佐々木)


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オンライン施設見学会開催

ZOOMによるオンライン開催

作業療法士を目指している、興味がある主に学生さんを対象に、作業療法士の働く現場をオンラインで見学します。作業療法士の働く現場を見られるチャンス!

開催方法

ZOOMによるオンライン開催*事前にZOOMのダウンロードをお願いします。

内容

作業療法に関する説明
作業療法実施施設のオンライン紹介
質疑応答

参加方法

kanagawaOT.fukuri@gmail.comまでメールしてください。

1.お名前 2.年齢 3.メールアドレス 4.希望曜日

またはチラシのQRコードからお申し込みください。

(福利部)


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日本作業療法士協会 山本伸一会長から作業療法士の皆様へメッセージ

障害者虐待の防止および権利擁護のさらなる推進のために

日本作業療法士協会 山本伸一会長からメッセージが届いております。神奈川県作業療法士会でも、本メッセージを県士会員の皆様に共有いたします。

はじめに

いつも大変お世話になっております。
日本作業療法士協会会長の山本でございます。

今年になり2件の障害者虐待事案が報道されました。医療現場の支援者が行った、障害のある方に対する重大な権利侵害です。日本作業療法士協会理事会は4月以来これらの事件を踏まえて検討を重ね、本会会員向けに会長メッセージを発信することを決定しました。

メッセージ

作業療法士の皆様へ

障害者虐待の防止および権利擁護のさらなる推進のために

近年、医療従事者による障害者の虐待事件* が立て続けに起こっています。日本作業療法士協会は、当事者の活動と参加を支援し、ご本人の望む生活の実現に向けて共に歩むことを旨としている作業療法士の団体として、これらの事件を看過することができません。

虐待があってはならないことは当然ですが、本来ならばむしろ障害のある方々の権利を積極的に擁護し、ご本人たちの幸せのために業務に専心すべき立場にある者がそれを行ったという点で、到底許されるものではなく、ただただ強い憤りを覚えます。これを機に、日本作業療法士協会は会員の皆様と次のことを共有いたします。

まず、これらの事件において何が起きたのか、一人一人の作業療法士がしっかりと情報を得て、なぜこのような事態になるまで放置されていたのか、事件を未然に防ぐことができなかったのかを、他人事ではなく我が事として考える必要があります。

次に、障害のある方に対する虐待の防止と人権擁護について、私たちが必要十分な知識をもち、正しく理解できているかを自己点検してみ ましょう。

そして日本作業療法士協会が掲げている倫理綱領と職業倫理指針についても再確認をお願い致します。 私たち作業療法士は、子ども、障害のある方々、高齢の方々をはじめとする誰もが安心 して生活できるための社会づくりを目指しています。

それを一歩でも着実に前に進めるためには、一人一人が絶えず作業療法の理念に立ち返り、「人々の健康と幸福を促進するため に」日々の実践を丁寧に積み上げていくことが何よりも大切です。私たちはこのことに深く思いを致し、作業療法士としての社会的役割を誠実に果たしてまいりましょう。

皆様のご理解とご協力の下、日本作業療法士協会としてもその実現を目指して活動を続けてまいります。

2023年7月

一般社団法人 日本作業療法士協会
会 長 山本伸一


* 滝山病院(東京都八王子市)、ふれあい沼津ホスピタル(静岡県沼津市)などの精神科病院で、2022 年、看護師らによる暴言・暴力・身体拘束等が明らかになった事件


事案の補足

近年、報道されている障害者虐待・権利擁護に関する事件です。これ以外にも多数あります。

  • 1984年 精神科病院「宇都宮病院」暴行事件(埼玉県)
  • 1993年 精神科病院「大和川病院」暴行事件(大阪府)
  • 2016年 障害者施設「津久井やまゆり園」障害者殺傷事件(神奈川県)
  • 2020年 精神科病院「神出(かんで)病院」準わいせつや監禁などの虐待事件(兵庫県)
  • 2022年 精神科病院「坂本病院」認知症患者への虐待事件(大阪府)
  • 2022年 精神科病院「ふれあい沼津ホスピタル」暴行事件(静岡県)
  • 2023年 精神科病院「滝山病院」暴言・暴力・身体拘束等の事件(東京都)

(出典:各社の新聞報道など)

詳細

日本作業療法士協会HP

(制度対策部)


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令和5年度地域支援活動助成金事業のお知らせ

今年度より、会員同士による地域活動の後押しを目的とした「地域支援活動助成金事業」をスタートすることとなりました。

この助成金は会員が神奈川県内で神奈川県民を対象に地域活動を実施する場合に、その費用の一部を助成するものとなります。今年度はトライアル事業として、希望される会員の方々と二人三脚で進めていきたいと思っております。詳しくは実施要綱および様式をご確認ください。

助成金の活用を検討されている会員の方がおりましたら、まずはエリア化推進委員会までご相談ください。

地域支援活動助成金事業概要

令和5年度地域支援活動助成金事業実施要綱
2023_0817_02
令和5年度地域支援活動助成金事業(様式)

助成金事業のスケジュール

  • 申請期間  :令和5年10月1日~11月30日 
  • 支給決定  :令和6年1月末日
  • 支給実施  :令和6年2月末日
  • 事業実施期間:令和6年4月1日~12月31日
  • 事業報告  :事業実施後1カ月以内(最長で令和6年1月31日まで)

お問い合わせ

ご相談および申請は下記メールアドレスへお願い致します。
メール:area.otkanagawa@gmail.com

その他ご不明な点やお聞きになりたいことがございましたらエリア化推進委員会までご連絡ください。
よろしくお願い致します。

(エリア化推進委員会)


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会員の皆様、被災していませんか?

概要

6月から7月にかけて、全国各地で記録的な集中豪雨による水害、土砂災害等が発生し、会員の皆様や勤務する施設等に被害はなかったか、生活が困難な状況になってはないか、大変憂慮しております。

会員の皆様に被害の無いことを願っておりますが、もし被災されている状況の方がおられましたら、心よりお見舞い申し上げます。 日本作業療法士協会では、被災された会員の皆様へ、被害状況に応じて下記のような支援を行っております。


【日本作業療法士協会の支援】

協会では、災害等により被災した会員の会費免除申請を受けつけています。

<対象>

災害発生時に会員本人が居住していた自宅が罹災し、全壊または半壊、床上浸水した場合とする。本人が居住していない実家等の罹災は対象としない。

<手続き>

「会費免除申請書」および自治体が発行する「罹災証明書(コピー)」を添付のうえ、協会事務局まで送付する。


申請書等は日本作業療法士協会ホームページにご案内を掲載しておりますので、各自ダウンロードしてください。

梅雨が明けて、今後は台風による風水害が危惧されます。皆様におかれましては、平時から十分な備えをしていただけますようお願い申し上げます。

詳細

ホームページ

(事務局)


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