活動内容
子ども・高齢者・障害者など年代・疾患問わず、地域で暮らし全ての方が住み慣れた場所で健康に生きていけるよう部として活動をしていきます。県民の生きがいを共に創り、高め合う地域共生社会を実現するため、支え手側と受け手側に分かれるのではなく、あらゆる県民が役割を持ち自分らしく活躍できる仕組みを構築する事が求められており、近年は県や市町村等から作業療法士が地域への参画が期待されています。
神奈川県内における地域・在宅で活躍する作業療法士やこれから地域・在宅へ関わる作業療法士に向けて情報共有や講習会などの実施を行っています。また、行政や多職種と研修会等の企画・運営を実施し、作業療法士間の交流や職種を超えて連携を図ることで地域でのネットワークを構築しています。地域リハビリテーション部は、地域支援事業や精神保健福祉・難病・小児の領域を班に分け、人材育成や普及・調査活動を実施しています。
活動計画（2024年度）
「研修・講習会」 研修参加者への情報提供と参加者交流を促す．
- 地域リハビリテーション人材育成研修会（地域ミーティング含む）
- 多職種精神保健福祉セミナー
- 地域における特別支援教育などを考える講習会
- 難病リハビリテーション講習会
「普及」 地域リハビリテーションにおける作業療法の普及を目指す．
- 神奈川県地域リハビリテーション三団体協議会との情報交換、協力
- 神奈川県主催研修会協力、地域関連の情報収集
- 市町村窓口担当、市町村の地域・介護予防関連研修会などの協力、参加
- 他職能団体との情報交換、研修会協力
- 地域リハ部ウェブサイト掲載
- 県士会ニュースなどの定期的な掲載 7.地域におけるこどもの支援情報収集と発信
「調査」 地域リハビリテーションに必要な事業の調査を実施する．
- 地域支援事業等の活動調査
- 地域リハビリテーション人材バンク設立に向けての情報収集・検討 3.障がい者団体、家族会の活動調査
構成部員の紹介
| 担当理事 | 遠藤陵晃（横浜YMCA学院専門学校） |
| 部員 | 《地域支援事業班》 札野優（桜ヶ丘中央病院） 佐藤隼（さがみリハビリテーション病院） 中島恵美（鶴巻温泉病院） 初鹿真樹（有限会社足柄リハビリテーションサービス） 宮本啓太（訪問看護リハビリステーション サニーアワーズ） 柏木和人（よこすか浦賀病院） 赤羽竜馬（よこすか浦賀病院） 《精神保健福祉班》 西浦淳一郎（紫雲会 横浜病院） 原島淳（川崎市総合リハビリテーション推進センター） 佐藤範明(昭和大学保健医療学部) 芳賀吉朗（武田病院） 《こども班》 戸塚香代子（川崎市中央療育センター） 増子拓真（TASUC株式会社） 庄司薫（TASUC株式会社） 沼澤真琴（川崎市中央療育センター） 佐藤佳央里（遊ぶリパークリノア） 鎌田崇寛（さがみリハビリテーション病院） 《難病リハ班》 坂内大祐（川崎市立川崎病院） 小松瑛理（生活ケア・リハビリ ここち） 村田明穂（鶴巻温泉病院） 渡辺圭祐（みずほクリニック港南） 梶ヶ谷聡（衣笠病院） 《広域事業班》 金子康（介護老人保健施設 湘南わかば苑） 渋江拓郎(えびな脳神経外科) 寺田紗永（介護老人保健施設 湘南わかば苑） 《会計・事務担当》 早川大貴（ふれあい鶴見ホスピタル） 重森七美（ハートケア湘南・芦名） 宍戸真帆（なのはな訪問看護リハビリステーション） 千葉ひより（日本鋼管病院） |
担当理事からのひと言
地域包括ケアシステム、地域共生社会など“地域”という言葉を臨床現場でもよく聞かれるようになってきました。地域では医療、介護、福祉、保健など単独領域のみではなく、幅広い視野と技術が求められます。
神奈川県作業療法士会では、神奈川県や各市町村から介護予防事業をはじめとする居宅・在宅に向けて作業療法士の必要性が高まってきています。地域リハビリテーション部では制度に合わせた身体、精神、小児の領域に捉われず、柔軟な対応ができる作業療法士を育成や普及を目指していきたいと思っています。 作業療法士が県内の地域に出て、こどもからお年寄りまで住民の生活しやすい環境を作っていく必要があると考えます。地域で暮らす住民に対して広域的に関われる作業療法士になれるよう、一緒に活動していきましょう‼
（以上，文責：遠藤陵晃）
最終更新日：2024/7/10
