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倫理問題への取り組みについて

○ はじめに

日本作業療法士協会では倫理委員会を設置し、会員の倫理向上を図り、倫理問題へのネットワークを整備してきました。当県士会も協会との連携を図り対応していきます。
そこで、万が一職業倫理に抵触すると思われる出来事が起こった場合の県士会での対応の流れを会員の皆様に周知してもらうため、このページを作成しました。「作業療法士の倫理に係る事例集」や協会HPも参照の上、ご確認をよろしくお願いいたします。

○ 倫理問題事案の取り扱いの流れ:問い合せ・相談方法

ethic_2012
  1. 倫理問題相談窓口は以下とする。
    ・神奈川県作業療法士会 事務局
    ・神奈川県作業療法士会 倫理問題対策班(以下倫理班)
    ※日本作業療法士協会(以下協会)では倫理委員会、各部・委員会倫理問題担当者、事務局が窓口。
  2. 相談の方法
    ・相談者が、神奈川県作業療法士会事務局に、電話・手紙・面接等で相談する方法。
    →事務局から倫理班へ電話連絡。
    ・相談者が、直接協会倫理委員長(以下倫理委員長)宛に「倫理問題報告書」を提出する方法。
    ※相談事案は、原則としてメールでは取り扱わない。特に、個人・団体等が特定される内容のものについては、メールでの取り扱いを禁じる。
  3. 相談窓口担当者は、相談を受けた場合、本人確認を行い、速やかに「倫理問題報告書」にまとめ、相談者から寄せられた手紙等を添付して、倫理委員長宛に提出する。
    ※倫理班で対応が決定しない場合は、倫理問題等上申書を県士会長に提出する。合わせて協会へ報告。
    (相談者本人の承諾が得られた場合のみ)
  4. 報告を受けた倫理委員長は、各倫理委員に諮った上で、「倫理問題等上申書」として協会長に提出する。
  5. 協会長は、上申された事案に対する対応方法(たとえば調査委員会の設置、裁定委員会の設置等)を判断し、それを倫理委員会に通知する。

○ 注意事項・参考資料

〔注意事項〕

  • 「倫理綱領」等に抵触すると考えられる会員への協会処分等に関するものについては別途定められる。
  • 事案に対する協会対応に関しては、事案の当事者と相談者に協会長より通知される。
  • 県士会はあくまで窓口で、対応は協会が決定する。

〔参考文献〕

  • 日本作業療法士協会刊行物
    作業療法士の倫理に係る事例集~倫理綱領・作業療法士の職業倫理指針の理解に向けて
    作業療法ガイドライン(2006年度版)
  • 日本作業療法士協会HP
    倫理綱領
    職業倫理指針 (PDFファイル)

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