Category: 研究助成
本年度の申請者は,研究 I(研究組織2法人以上の一般会員)が1名,研究 II(研究代表者は免許取得7年目以下で,研究組織は1法人以上)が2名の計3名でした.書類審査および合議審査の結果,下記の2名に対し助成金を支給することになりました.
学術部では全県士会会員に対し,積極的に研究を支援する体制を作っていきたいと思っております.来年度も研究にチャレンジしてみたい方,若手の方などの多くの応募をお待ちしております.
2025年度研究助成事業 支給者
研究組織 |
氏名 |
所属 |
研究内容 |
助成金額 |
研究 I |
青木啓一郎 |
昭和医科大学 |
狭窄性腱鞘炎に対するフロッシング介入の効果検証 |
200,000円 |
研究 II |
伊藤拓人 |
済生会東神奈川リハビリテーション病院 |
回復期リハビリテーション病棟に所属する作業療法士における脳卒中患者の復職支援:復職可否による支援内容の違いと後方施設を経由する事例の違いについて |
200,000円 |
(学術部:佐々木)
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2024年度研究助成事業
2025年11月7日〜9日に開催される第59回 日本作業療法学会にて,2024年度の山本潤先生(国際医療福祉大学)が発表予定です.
筆頭演者 : 山本潤(国際医療福祉大学)
演題テーマ:「高次脳機能障害による着衣障害に対する作業療法の実態調査」
発表形式 : ポスター発表
発表日時 : 2025年11月8日(土曜日) 16:30~17:30
セッション: 認知障害(高次脳機能障害を含む)2
関連ページ
第59回日本作業療法学会(外部リンク)
(事務局)
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2025年度研究助成事業 研究課題募集のお知らせ
神奈川県作業療法士会研究助成事業は、毎年2研究課題に対して最大20万円の助成金を出しています.これは,神奈川県作業療法士会の発展に寄与する研究・実践についての知見を多くの会員間で広く共有することを目的とし,最終的には論文投稿するまでを目標としています.
応募要項について,研究Iでは,研究代表者を全神奈川県士会員とし研究組織は2法人以上(研究分担者は神奈川県士会員を1名含む)とし,研究IIでは,研究代表者は免許取得7年目以下で,研究組織は1法人以上となっており(図),2024度より最終的な論文投稿は,「神奈川作業療法研究」に加え,「作業療法」どちらかに行うことを目標としています.
研究となると敷居が高く感じられますが,チャレンジしたいと考えている方に対して,今年度は,過去の助成事業採択者の研究計画書を参考例として見ることができます.また希望者には,2024年に石川哲也先生(済生会神奈川県病院)が講師をした「研究の一歩を踏み出したい方は必見!研究助成班が伝える 研究のはじめ方」という研修会を期間限定で公開します.この研修会では,研究助成事業の概要や過去の研究紹介,研究計画書の書き方などをお伝えしています.希望者は,ぜひ学術部 助成班メールkana-zyosei@kana-ot.jpまでご連絡ください.また事業への質問もいつでもお待ちしております.
応募資格者(研究代表者)
神奈川県作業療法士正会員(応募年度までの会費納入済みの方)
研究組織
(研究 I )研究組織は2法人以上(研究分担者は神奈川県士会員を1名以上含む).
(研究 II )研究代表者は免許取得7年目以下で,研究組織は1法人以上.
図 研究組織の例
研究期間 交付決定
2025年10月中~2027年3月31日(約18カ月間)
公募期間
2025年5月1日~2025年7月31日
課題採択の可否
2025年8月末日までに事前評価委員会にて決定
応募・投稿義務
研究計画書書式
ダウンロードして使用すること
研究助成事業概要 第5版
2025_0430_02
過去の研究助成事業一覧
2025_0430_04
研究計画書見本(2019年加藤美帆子先生)
2025_0430_06
研究計画書見本(2024年山本潤先生)
2025_0430_05
学術部 佐々木
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2024年度 研究助成事業の支給者決定
本年度の申請者は,研究Ⅰ(研究組織2法人以上の一般会員)が3名で,書類審査および合議審査の結果,下記の3名に対し助成金を支給することになりました.
学術部では全県士会会員に対し,積極的に研究を支援する体制を作っていきたいと思っております.来年度も研究にチャレンジしてみたい方,若手の方などの多くの応募をお待ちしております.
2024年度研究助成事業 支給者
研究組織 |
氏名 |
所属 |
研究内容 |
助成金額 |
研究 I |
村仲隼一郎 |
茅ヶ崎リハビリテーション専門学校 |
高齢者の大腿骨骨折患者におけるリハビリテーションによるQuality of Lifeのレスポンスシフトの検証 |
159,100円 |
研究 I |
小林崇志 |
昭和大学 |
精神障害領域に従事する作業療法士はどのように“その人らしさ”を捉えているか? |
75,510円 |
研究 I |
山本潤 |
国際医療福祉大学 |
高次脳機能障害による着衣障害の臨床的実態(障害特性と作業療法のかかわり)に関する作業療法士への調査研究 |
144,876円 |
(学術部:佐々木)
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2019年度 研究助成事業の論文掲載のお知らせ
神奈川作業療法研究(14巻1号,1-10,2024)に黒崎空先生(北里大学病院)の「急性期病院における膠芽腫術後患者に対する Occupation Based Practice の有用性 〜作業機能障害と健康関連 QOL への影響〜」が論文掲載されています.ぜひご覧ください.
【詳細】
神奈川作業療法研究(J-Stage)
(学術部)
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