認知症医療の第一人者が語る「みずから認知症になってわかったこと」

私も大変お世話になっております「改訂 長谷川式簡易知能評価スケール」

偶然、長谷川先生に関する記事をみつけたのでお知らせしたいと思います。

 

精神科医の長谷川和夫氏(89)は、1974年に認知症診断の物差しとなる「長谷川式簡易知能評価スケール」を公表した認知症医療の第一人者です。認知症ケア職の人材育成にも尽力してきた長谷川氏は、昨年10月の講演で、自らも認知症であることを明かしました。半世紀にわたり認知症と向き合ってきた長谷川氏が、当事者となった今の思いを語っておられます。

→元の記事はこちら

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7/1 認知症アップデート研修会のお知らせ

みなさま、お疲れ様です。昨年も開催された認知症アップデート研修ですが、今年も開催されます。今日はその告知をさせて下さい。みなさまに早くお伝えしたくて、とりあえずわかっている情報をお伝えしておきます(^^)

講義は以下の通りです。
・認知症の障害の本質と認知症原因疾患への理解
・「行動・心理症状の原因・背景および障害構造の理解」
・「世代を超えた認知症介護」(外来講師を依頼)
 ※これは神奈川県独自の内容になっております。他県士会では聞くことができません。
・「世界および日本における認知症の課題」
・「認知症作業療法におけるアセスメントとマネジメント」

この研修はOT協会主導、全国統一した内容となっており、作業療法士として必須の研修会です。ここからが重要です!この研修会終了後には修了証が発行され、OT協会に登録されます!!!それがどういう意味なのか…、考えて頂ければわかると思います。それだけ重要な研修会という事です!!!

昨年、神奈川県では初めての開催でしたが、新人の方~ベテランの方までたくさんの方に来ていただきました。以下のような感想が聞かれております。
「日々の業務で悩んでいる事が今回の講義を聞き、問題解決の手がかりになりました。早速明日からの業務に生かしていきたいと思います。」
「自分の持っている知識が古いという事に気づくことも多く、今回参加出来てよかったです。」
「認知症の方をご家族に持つ介護業界の話を聞けるのは新鮮、家族の視点や専門職としての経験をもとに話して頂ける機会がなく、とても貴重な時間だった」

「研修会、行きたいと思うけど…」と足が重くなってしまう方もいると思います。それは金額的な面や場所、講習会の内容等様々です。そこで勝手に評価してみました!!(星3つで判断)
金額→3000円   1日の講義でこの値段。参加しやすいのではないでしょうか!?
評価 ☆☆(星2つ)
場所→横浜リハビリテーション専門学校   県中心部で駅から近い。比較的みなさま足が運びやすいのではないかと思います。
評価 ☆☆☆(星3つ)
講義→座学です。聴講する研修なので、緊張する事なく参加できます。
研修会で日々の臨床での疑問を質問したいけど、恥ずかしい…。そんな方に朗報です。申し込みの際にメールで質問を受け付ける事ができます!
評価 ☆☆☆(星3つ)

ということで、平成30年7月1日は「認知症アップデート研修」に参加しましょう(^^♪

申し込みは5月28日(月)~6月9日(土)までです。5月に送られてくる県士会ニュースに同封されるチラシをご覧ください。また、近くなったら再度「オレンジ☆マルシェ」にてみなさまにお伝えさせて頂きます。

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徘徊に代わる言葉は何が適切か。

スマホでネットニュースを見ていて「徘徊」という言葉についての記事を読みました。

3/25朝日新聞デジタル記事

3/26スポーツ報知記事

調べたら以前(数年前)から問題提起されていて、いくつも記事がありました。恥ずかしながら、私はこの記事を読むまで深く考えることなく「徘徊」という言葉を使っていました。

確かに、認知症の方が目的無く歩いている訳では無いですもんね。

なるほど!と思いました。

 

「痴呆」という呼び方が正式に「認知症」と変更となったのが2004年。

最初は、「痴呆、今後は認知症って呼ばなきゃいけないけど」が、「認知症、以前は痴呆って呼んでたもの」と変化していき、現在は「認知症」という言葉が当たり前になっている印象を受けます。

長年使ってきた呼び方なので最初は少し違和感があると思うけど、そのうち慣れると思われます。

私は「徘徊」を使わないに賛成です。

 

そこで、代わりにどう呼ぶか。

「ひとり歩き」「迷人」「道に迷っている」などがありますが

「ひとり歩き」が有力かなぁ。

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第5回 慢性期リハビリテ-ション学会

今日は学会のご案内をさせて頂きます!

来たる2018年2月26日(月),2月27日(火)の2日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて第5回慢性期リハビリテーション学会が開催されます。テーマは「リハビリテーションで広がるEnjoyment of life」です。

プログラムの内容は、基調講演が藤田保健衛生大学副学長の才藤栄一先生「活動支援ロボットを活用した近未来のリハビリテーションについて」、特別講演は昭和大学名誉教授の水間正澄先生「これからの生活期リハビリテーションについて」です。

平成30年は診療報酬・介護保険同時改訂の年につき、学会の初日には同時改訂に関するイブニングセミナーも開催され、このセッションだけに参加できる当日券もあるそうです。

また認知症関連、神経難病リハ、緩和ケアのリハビリテーション等、多彩なテーマのシンポジウムが開催される予定です。
その中の一つ、「障がい者自身の経験から-障害を乗り越えて?-」が2/27(火)14:10~16:00に予定されています。そしてこのシンポジウムの座長は、日本作業療法士協会の中村春基会長です。

他にも認知症関連としては「2030年に向けた型破りなセラピストたち-認知症は特別なことじゃない-」というテーマで2名の作業療法士の先生による「認知症リハビリテーション」の実践について報告して頂く予定です(2/26(月)14:40~16:20予定)。
「認知症のある人に行うリハビリテーションと、認知症へ働きかけるリハビリテーションは全く違うものである。」この違いを説明できますか?

興味を持たれた方は、是非ともパシフィコ横浜へ足を運んでみてください!

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平成29年度第2回若年性認知症自立支援ネットワーク研修のお知らせ

☆神奈川県からのお知らせ☆

【平成29年度第2回若年性認知症自立支援ネットワーク研修について】

このたび、職域・障害福祉関係機関担当者、市町村職員及び認知症地域支援推進員(予定も含む)、保健福祉事務所・センター認知症担当者及び認知症サポーター等支援者を対象に、次のとおり研修会を開催します。

日時:平成30年3月14日(水)13:30~16:00
場所:横浜市開港記念会館 1階講堂(住所 横浜市中区本町1-6
研修会:若年性認知症の理解「前頭側頭葉変性症をご存知ですか」
申込方法:申込用紙に記入の上、FAX・メールにて申し込みください。

→案内チラシ

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神奈川県
保健福祉局 福祉部 高齢福祉課
高齢福祉グループ
電話 045-210-4846(直通)
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紹介『「トイレ」に行くタイミングってどうやって決めますか?排泄予測デバイス「DFree」の挑戦」

今、話題になっている「排泄予測デバイスDFree」について
「SOAR(ソア)」さんのサイトに
2018年1月25日付でインタビュー記事が掲載されています。
こちらをご参照ください。

「DFree」についてはこちらに詳細が記載されています。
http://dfree.biz

開発秘話も描かれた本「10分後にうんこが出ますー排泄予知デバイス開発物語ー」
http://www.shinchosha.co.jp/book/350531/

これはスゴイ!
こんな小さな機器で的確に予測・通知してくれるなんて
たくさんの方の不安や心配を取り除いてくれると思いましたし
施設に勤務しているスタッフにとっても業務の効率化につながると思いました。

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小田原での認知症講演会のお知らせ

どなたでも参加できる認知症講演会のご紹介です。

講師は川崎幸クリニックの院長、杉山孝博先生です。先生は制度も前例もない1981年から認知症と関わっておられ、「認知症ケアの第一人者」と言われる方です。公演の第一部で上映される先生が監修した映画は、認知症をめぐる様々な問題を、誰にでも分かりやすく理解できると好評です。

日時は2月19日(月)午後6時〜、場所は生涯学習センターけやきホール(小田原市役所の隣り)。

先着400名までですが、申し込みも不要、参加費も無料ですので、認知症のことをもっと知りたい方、認知症の方への援助で困っている方はいかがでしょう?周りでお困りの方がいましたらオススメするのも良いかも知れません。

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アルツハイマー 歯周病が誘発 九大、関与の酵素特定

前の記事に関連してご紹介します。

2017年8月7日付けの西日本新聞に
「アルツハイマー 歯周病が誘発 九大、関与の酵素特定」
という記事も掲載されていました。

カテプシンBが脳内での炎症作用を促す一方、老人班の生成にも関わっていることを突き止めた。
とのことです。

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