「歯周病で認知症悪化、仕組みを解明 脳のゴミを増やす:朝日新聞デジタル」

「歯周病で認知症悪化、仕組みを解明 脳のゴミを増やす」
というタイトルの記事が2018年1月5日付けで朝日新聞デジタルに掲載されています。

国立長寿医療センター、名古屋大学などのグループの研究で
歯周病があると脳の海馬でのアミロイドβの量が増えたり
記憶学習能力が低下したという内容です。

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「水ぴた」ご紹介

お台所や洗面所で
蛇口をひねったり、レバーを操作して、水を出すことはできるけれど
使い終わった後で、水を止めることを忘れてしまう…そんな時に大助かりなのがコチラ!

IDEX株式会社さんの「水ぴた」
自動水洗機能の節水器です。
詳細はこちらのサイトでご確認ください。
http://www.mizupita.com

今、お使いの水洗に工事なしで後付けが可能とのこと。
(取り付け可能な蛇口とそうでない場合があるので必ずご購入前にご確認ください)

「また、水を出しっぱなし」
「何度言ったらわかるの」
と言いたくなることもあるかもしれませんが
近時記憶障害のために、その場は「ちゃんと止めよう」と思っても
時間が経ったり、何か他の動作をしたりすると忘れてしまうのは、病気の症状なんです。
「気をつける」「意識する」と一生懸命心がけても忘れてしまう場合が多いのです。

水道を使うたびに最後まで確認のための見守りをするのは
その時間他に何もできなくなってしまうし
一日のうちに何回も気をつけなくてはならないとなると
精神的にもかなり消耗してしまいかねません。

機械が得意なことは機械に任せるというのも1つの選択肢だと思います。

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大和市の取り組み

以前、よっしーさんの記事で大和市で既に認知症のある方が事故を起こした時の賠償のための保険料を公費で支出することが議会で可決。29年11月から開始されることが記事になりました。

 

先日用事があって大和市役所を訪れたら大きなのぼりが掲げてありました。

 

新情報としては、30年1月より認知症の予防・早期発見のため、65歳以上の市内在住の希望者などを対象に、タブレットを活用し認知機能評価アプリを使った検査を開始。

神奈川県内自治体として初との事です。

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「認知症カフェもっともっとIII」お知らせ

今日は「認知症カフェもっともっとIII」をお知らせいたします。

主催は、認定NPO法人市民セクターよこはまさんで
横浜市健康福祉局が後援しています。

開催日時は、2018年3月16日(金)17:30〜20:30

場所は、横浜情報文化センターホール 6階(みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口すぐ)

対象は、地域で認知症のある方の居場所を作りたいと考えている方やNPO、行政、専門職、企業等)

定員は、先着200名で事前申込制

参加費は、1000円

プログラムを見ると
講演や実践報告の他に、参加者同士で3人1組になってのミニグループワークもあり
なんだか、このフォーラムそのものがカフェみたいでワクワクしてきますね。

チラシも暖かい雰囲気がほんわかと伝わってきてとてもステキです (^^)

お申込は、FAXやメールで!
詳細は上記チラシをご参照ください。

私も行きたいなー。
勤務調整次第だけど行けたらいいなーと思っています☆

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「若年性認知症を知る」ご案内

平成30年1月22日(月)14:00〜16:00に
小田原合同庁舎 3階EF会議室において
医療・保険・副詞・介護の関係者や職域関係者を対象として
「若年性認知症を知る〜早期介入のための気づき」というテーマで研修会が開催されます。

講師は
神奈川県高齢福祉課 田中智子 技官
曽我病院 早川典義 医師(日本認知症学会専門医)
若年性認知症支援コーディネーター 田中香枝 精神保健福祉士
3名の先生です。

参加費は無料
先着100名で事前申込となっております。
参加申込書に記載の上、FAXにて 0465-42-1635  宛にお申込ください。

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座右の書

私は特養で働いていますが、研修などで会った人から「特養で作業療法士は何をするの?」と聞かれることがあるんです。自分の仕事ぐらい説明できないとダメなのでしょうが、情けないかな「作業療法士として」と前置きされると私は言葉に詰まります。ちょっとややこしいですが、私は特養で「作業療法士として」ではなく、機能訓練指導員として働いています。では「機能訓練指導員として何を?」と問われれば、私は大まかにひと言で「生活のお膳立て」と答えることにしています。入居者が過ごしやすい環境づくり、入居者の身体のコンディショニング、介護職の負担が軽くなるような提案、などなど、そのお膳立ては様々です。「車椅子のタイヤがパンクした!」と連絡があれば、すぐさま修理に駆けつけもします(笑)。

そんなお膳立ての中で、介護職と認知症ケアについて話し合うことがあります。そんな時についついヒートアップしてしまうのは、私も認知症ケアについては大いに悩んだ人間だからでしょうか。そんな悩みの中で本を読み漁っていた頃、出会った1冊があります。

室伏君士編『痴呆老人の理解とケア』

編者であり著者の室伏君士は認知症ケアの草分けであり、おそらく我が国で初めて認知症ケアの理念を提唱した人だと言われます。「老人にそった理にかなったケア」を築く。かなり古い本で恐縮なのですが、今読んでもこの本から学ぶことは多いし、介護保険制度が始まる15年も前に書かれていたことには驚くばかりです。悩みに悩んでいたあの頃、この本に出会っていたらどんなに心強かったか、、、

 

室伏君士は『老年期痴呆の医療と看護』の中で作業療法にも触れています(この本も介護保険制度の10年前に書かれています)。これらの本は私の座右の書ともいうべき2冊です。

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家族ならではの距離感

認知症のある方に対して、ご家族は対応に苦慮する事があると思います。「何でそれができない」「何度言ったらわかるんだ」語気を強め、本人に問い詰めている場面をみかける事があります。以下に以前あったケースの話を書きます。

認知症を呈しているA氏とご家族。面会に来ている際、自動販売機でお茶を購入するはずが、違ったものを買ってしまい怒られているA氏。面会中、傍から見ていると尋問をしているかのように感じ取れる話し方をするご家族。ご家族の面会後もA氏の様子は至って変わりありませんが…。
ご家族には一度、認知機能の評価をお伝えし、どのような事が行えて、どのような事がわからなくなってしまうのか。現在リハビリでの目的や課題をお伝えした事がありました。

ある時よりA氏に物取られ妄想や帰宅願望が出現し始めました。その際、ご家族との関わりの中でも変化が見られ、喧嘩をしそうになりスタッフが仲裁に入りました。そのスタッフに対しA氏が手を挙げようとしたため、ご家族が激怒しました。スタッフは以前よりA氏とご家族の関わりを心配しており、それでBPSDが強くなっていると考え、ご家族の面会をお断りする運びとなりました。それより、一層帰宅願望が強くなり、易怒性や攻撃性、脱抑制がみられるようになりました。

専門病院に受診し、内服を開始。その後、症状が増強したきっかけがご家族の面会謝絶であることと考え、ご家族に再度面会に来て頂きたい事を伝えました。面会に来たご家族に対しA氏は笑顔を見せていました。面会後の様子は普段と変わらず、症状が増強する様子もありませんでした。
内服調整がうまくいった結果と、定期的なご家族の面会が始まってからは、BPSDは消失しています。

第三者がみた「A氏とご家族の関係」と、「A氏とご家族」の二者関係はイコールではない、家族には「家族ならではの距離感」があるという事を認識しました。情報収集を行い、適切な環境を整える事が大事であると感じたケースでした。

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「認知症徘徊、公費で保険料 電車事故で賠償 神奈川・大和市」(日本経済新聞)


少し前の記事ですが
平成29年9月26日に日本経済新聞ネット版に
「認知症徘徊、公費で保険料 電車事故で賠償 神奈川・大和市」
という記事が掲載されました。

詳細はこちら
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26H5T_W7A920C1CC1000/

市によると、全国初の制度とのこと。

被保険者としての対象者は
「はいかい高齢者等SOSネットワーク」の登録者とのことです。

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