認知症をにんちしよう会

 

今考えると実に“密”ですね(笑)、でもとても良い雰囲気でした。画像は昨年度の「認知症をにんちしよう会」の秋のイベントです。

例年ですと秋に行われる「にんちしよう会」のイベントの中止が決まりました。コロナ禍での自粛ムードの中、春のフォーラムに続き、今年度の「にんちしよう会」の催しも軒並み中止となっています。

 

※神奈川県士会も積極的に参画する「認知症をにんちしよう会」とは?

「認知症を地域で支えよう!」とのスローガンのもと、小田原市及び足柄下郡3町の地域行政も協力する、医療・福祉の多職種で作り上げるユニークな団体です。発足より6年、県士会が参画するようになって5年、こつこつと啓発を行い、地域への浸透を実感するようになった最中のこの事態、、、

 

人と関わることを生業とする我々にとって、人間関係を築く際に人との距離を思うことは大切です。私は作業療法士として人との距離感に配慮しつつ、その距離をいかに縮めるか、時にはパーソナルスペースにいかに飛び込むか、を考えて来たような気がします。コロナ禍のもと、人との間隔には神経質にならざるを得ませんが、そんな中でも人との距離を大切にしたいものです。

 

以後の取り組みを考える際に、“密”に配慮しつつ、決して“疎”にならぬように。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpc/marche/2020/526