【若手】No.13 OTを楽しんでいます！！

　私が、ＯＴをめざしたきっかけは単純だったと思います。「人に関わる仕事がしたい」。
　母親に、はじめＰＴを勧められたのですが資料を集めて色々調べているうちに、ＯＴに進路を決めました。
　理由は、元々心理系に興味があったこともあり、人の内面・外面含めて人間全体を診ていきたいと思ったことです。あと、国家資格だからです。（←動機不順でしょうか？笑）

　学生時代は、大変でしたけど充実した４年間でした。
　定期試験、実習、卒業論文…まだまだありなすが（泣）。最後に国家試験があり、山あり谷ありの学生時代でしたがやっとの思いでＯＴになりました。
　これには、学校の先生方、実習指導の先生方、先輩、後輩、さらには同級生の皆さんに感謝しています。
　学生時代に、これだけ厳しくやっていかないと働き始めて、なかなか患者さんに向き合うことは難しいと思います。患者さんと共に、一緒に悩んだり、時には励ましながら、引っ張っていく必要もあります。
　そのため、「忍耐強さ」が必要となります。（雑草のようにたくましく！）決して華やかな仕事ではありませんし、楽な仕事ではありませんので、心構えをしっかりもつ必要があると思います。

　現在働き始めて、１年半になりますが学生時代よりも毎日忙しく過ごしています。また、苦労と充実の両局面をもちあわせて日々楽しんでいます。
　OTの世界は、とても複雑でわかりにくいと思います。私は、OTの学生であってもOTのことを理解しているとは言い切れませんでした。また、OTの楽しさやおもしろさを理解していませんでした。
　しかし、働き出してＯＴについて気づいたことがいくつもあります。それは、OTはとても素晴らしい職業であること、やりがいがあること、OTとしての楽しみかた、おもしろさ…さらに、様々な患者さんとのふれあいの中で自分自身を成長させてくれることを教えてくれました。
　つらいことがあったら、みんなで一緒に乗り越えていけます。ＯＴの素晴らしさは、実際に働いてみると１番良くわかると思いますので、勇気をもってOTへチャレンジしてみてはどうでしょうか？？

　これから、OTになる皆さんには、ＯＴを知り、是非ＯＴであることを楽しんで頂きたいと思います。
　私は、ＯＴには無限大の可能性があると思います。決して、楽ではなく大変ですが「忍耐強く」がんばってください。　ネバネバ～（笑）

（2006年3月，神奈川県内の養成施設を卒業）