作業療法士になって良かった!
私は、精神科領域で働く21年目の作業療法士です。私が、作業療法士を目指したのは、姉が理学療法士をしており、勤務先を見学する機会があり、「人の役に立てる仕事につきたい」と漠然と思ったのがきっかけでした。
理学療法士から作業療法士に転向したのは、作業療法が精神科領域にも力をいれていることに興味をもったからです(正直、偏差値の違いがきっかけだったかもしれませんが)。
作業療法の養成校の特徴はなんと言っても、実習かと思います。ここでいろんな経験をして、職業人としての、礎をつくることになります。障がいを持った方と関わる機会は初めてで、緊張の連続ですが、対象者の方の人生の困難で貴重な時間を一緒に悩み、学び、喜んだ実習は自分にとっての作業療法士の原点です。
私は今でもそのときのノートやレポートを見返すと、荒削りだった自分を思い出すと同時に感謝の気持ちがわいてくるので、自分の財産にしています。
(作業療法士,21年目)
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