«

»

Print this 投稿

【若手】No.33 その人らしさ、自分らしさを大切に。

【若手】 No.33 の人らしさ、自分らしさを大切に。 私は、訪問看護ステーションに勤めている、二年目の作業療法士です。
 リハビリというと病院のイメージが強いと思いますが、訪問リハビリでは、利用者さん(患者さん)のご自宅に伺い、生活に沿ったリハビリを実施しています。勤務している訪問看護ステーションでは、看護師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)が、それぞれ訪問看護・訪問リハビリを行っています。

 私が作業療法士を目指したきっかけや経緯は、これまでの掲載の方々と大きく変わりません。高校時代に、パンフレットを見つけ、なんとなく作業療法士に魅力を感じ、大学進学を決めました。

 養成校選びにおいて、一つだけ、おすすめしたい事があります!それは、受験前に、実際に大学や専門学校に出向く事です。オープンキャンパス、進路説明会、学校祭、何でも良いので、在学生や先生方とお話しができる機会に、是非行ってほしいと思います。私自身、数個の大学に見学に行き、志望校が変わりました。学習内容は同じでも、それぞれの大学がもつ雰囲気は微妙に違います。スポーツマンらしい子が集まる学校もあれば、ほんわかした子が集まる学校もあり、理由は分かりませんが、同じような雰囲気を持つ子が集まっている気がします。この違いはパンフレットでは分からないので、是非、本命の一校だけでなく数個の大学に行き、自分に合った学校を選んで頂きたいと思います。

 大学に入学してからの四年間は、本当に充実していました。医療分野に進学すると、“バイトもできない、遊ぶ時間もない”というイメージを持つ方もいると思いますが、そんなことはありませんでした。私も友達も、アルバイトは掛け持ちしていましたし、実習のない夏休みには、これでもかという程遊びました。もちろん勉強量は多いので、実習やテスト期間など、遊べない期間もあります。その時には、その時なりの楽しみを見つけ、皆で頑張っていたと思います。“やる時はやる、遊ぶ時は遊ぶ”という、メリハリのある大学生活だったと思います。「勉強についていけるかな」と不安な方もいると思いますが、全員同じスタートラインから始まるので、学習面は皆で考え、助け合う事ができる環境です。学習や実習の特徴は、今までの掲載の方が詳しく載せて下さっているので、見て頂けたらと思います。

 OTとして働き出して二年目、まだまだ未熟ですが、今の私が感じる作業療法をお伝えできればと思います。作業療法では、患者さんの“その人らしさ”を生かす、引き出す、そんな考え方や視点を持ってリハビリを進めていきます。食事、睡眠、外出など、一日を通して皆同じような事をしているのに、誰一人として全く同じ生活をしていないのは、一人一人の生活に“その人らしさ”が出ているからだと思います。人それぞれ重きを置く時間や行動は違い、生活におけるこだわりもあります。その人の生活において大切な事は何か、どんな人が関わっているのか、そんな事を大切にしながら患者さんと向き合っていく事が、OTの魅力の一つなのではないかと感じています。

 OTという仕事について、大学時代、「作業療法は、自分の経験が生かせる仕事。自分の趣味や習い事、挫折、失敗、成功、小さな事から大きな事まで、リハビリに生かせるよ」と先生が話して下さいました。働き始めて、本当にそうだなと感じています。患者さんのその人らしさを大切にしながら、働き手の自分らしさも生かせる仕事だと思います。

 あまり上手にまとめられませんでしたが、読んで下さった皆様に、少しでも作業療法の魅力を伝えられていたら幸いです。作業療法に興味をお持ちの方は、是非、近くの大学や専門学校のインターネットやパンフレットを見てみて下さい。もっと多くの作業療法の魅力が載っていると思います。
 作業療法を目指す進路に決めた方々は、日々の忙しさに負けず、楽しくて素敵な学生生活を過ごして下さい!

 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

同じカテゴリーの記事:若手OTRからのメッセージ

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpm/essay/post/235