Return to 三役あいさつ 2021年

あいさつアーカイブス

2020年度会長挨拶

一般社団法人 神奈川県作業療法士会 会長 錠内広之

一般社団法人 神奈川県作業療法士会 会長 錠内広之 日頃は当会へのご協力、ご支援ありがとうございます。今年度の取り組みにあたり一言ご挨拶させて頂きます。

 昨年度末より拡大し続けているcovid-19に対して、会員の皆様をはじめ多くの県民、そして多くの国民の皆様がそれぞれの立場で、感染対策や事業の継続にご尽力されていることと存じます。神奈川県作業療法士会も同じであり、出口の見えない脅威、刻々と変化する脅威に都度対応を迫られており、多くの活動も制限されています。2019年度においても取り組めなかった計画があります。2020年度も新規計画がありますが、現状では多くが先の状況を見極めながら中止あるいは延期を余儀なくされています。

 そんな中、多くの自粛や活動制限という経験を経て未来に向けた取り組みの可能性も見出すことが出来てきたと感じています。インターネットを経由したWebの実効性に今更ながら実感をもちながらその可能性に気付きました。

 2020年度はエリア化の実現に向けた取り組みを中長期目標の中でも取り上げています。神奈川県はご存じのとおり、大都市部とベッドタウンそして自然豊かな郊外が存在します。交通網、医療体制、人口も大きく異なります。よく神奈川県は全国の縮図であり神奈川で出来た事は全国の模範になる、なんてことも聞きます。神奈川県でのエリア化への取り組みとは、まさに全国の模範になれるような取り組みにしたいと考えていました。Webの可能性についてはこの計画の当初より検討はしていましたが、実現性については少しの疑問がありました。しかしながら、covid-19を経験する中で多くの皆様がWebでの“何か”を体感したことと思います。

 また“stay at home”を経験し、家でどのように健康的に過すか、趣味活動や自主的な取り組みの大切さ、言い換えれば我々作業療法士が大切にしている言葉「生活行為」の大切さについて考えている会員の皆様もいるのではないかと感じています。

 Covid-19の終息はまだまだ先が見えません。しかしながら神奈川県作業療法士会は、この経験を次世代の取り組みに必ず活かすという強い信念をもって今期1年取り組んでいきます。今期で現役員体制は終わりますが来期に向けては多くの建設的な課題を残したいと考えます。引き続きよろしくお願い致します。

2019年度会長挨拶

一般社団法人 神奈川県作業療法士会 会長 錠内広之

一般社団法人 神奈川県作業療法士会 会長 錠内広之日頃は当会へのご協力、ご支援ありがとうございます。今年度の総会、そして臨時理事会を経て会長に就任いたしました錠内です。前期に引き続きどうぞよろしくお願いいたします。再任にあたりまして一言、ご挨拶させていただきます。

今年度は役員改選だけではなく、県士会活動についても節目の年となります。我々の役員任期である今後2年を通した取り組みということになりますが、ここ数年来検討してきました多くの課題に結果をださなければならない重要な2年間になります。

具体的には、一つはエリア化の実現に向けた取り組みです。今期の総会議案書には、新たにスローガンとして“地域に密着した作業療法を一人ひとりの作業療法士が実行しよう!”と記載させていただきました。“ブロック化”ではなく“エリア化”という言葉を使用しているのは、“ブロック”という決まった地域での取り組みではなく、境目があいまいな印象である“エリア”という言葉を使って横のつながりを大切にしたいという思いからです。概念的な表現で申し訳ありませんが、県士会が完全にコントロールするのではなくエリアの自主性に合わせて“一人ひとりの作業療法士”が主体的な活動ができる場のお手伝いができればと考えています。昨年度のまでの理事会検討よりこの目的を整理することが出来ましたので、この2年間で具体的な活動に向けて皆さんのアイデアを頂きたいと考えています。

2つ目は、公益法人化に向けた取り組みです。昨年度までの検討より、公益法人化に向けた技術的な部分については理解を深める事ができました。そして県士会の活動内容自体は、おおよそ公益事業として認められる事もわかりました。今年度の日本作業療法士協会総会でも協会の公益法人化を求める意見も提出されていましたが、当会の定款にもあります「神奈川県民の保健・医療・福祉の向上に寄与する」ためには、あるいはこの目的が県民に理解されやすいのは公益法人の取得であることは言うまでもありません。具体的な時期について提案できればと考えています。

3つ目は、公益法人の取得に向けた技術的な側面にも関わって来ますが、県士会の事務局業務の整理についてです。第一に現在の財務諸表については公益法人にはそぐわないと考えています。また、日本作業療法士協会との会員情報の連携や県士会会員情報の管理強化も課題です。さらには、公益法人化を見据えた組織改編の必要もあり、これも事務局の効率化に繋がっていきます。

以上、大きく3つの課題に関して、会員の理解が得られる具体的な取り組みと結果が求められていると考えています。いずれの課題もここ数年検討してきている課題であり、この2年間で結果が出せるように、執行部一丸となって取り組んでいきたいと考えています。

県民の健康と幸福(こうふく)の促進を目指して

一般社団法人 神奈川県作業療法士会 会長 錠内広之

一般社団法人 神奈川県作業療法士会 会長 錠内広之神奈川県作業療法士会会員は、今年度で2,000名を超えてきました。作業療法士は全国47都道府県に存在しますが、神奈川県は全国で5番目に多い会員を有しています。ベテランも多いのですが、特徴的なのは若い世代と一人職場の作業療法士が多いということです。

作業療法が必要とされる領域は年々広がっていますが、それを充足するだけの作業療法士が足りていないのです。これだけ言ってしまうと、表題で掲げている事と反対になってしまうでしょうか。

作業療法には、人を笑顔にする術があります。人が活き活きと生きていくためにはモチベーションが必要です。そのモチベーションを作業療法士は丁寧に探っていきます。時にはモチベーションを提供します。そんな作業療法の核を大切にしながら、“県民の健康と幸福の促進を目指す”ために、神奈川県作業療法士会の取り組みを展開していきます。

とりわけ今期は、ブロック化に向けての検討を本格稼働させていきます。神奈川県には現在33の市町村が存在し、政令指定都市が3市指定されています。これが11地域の2次医療圏で分けられています。ここ数年来、我々医療・福祉を取り巻く環境において叫ばれている“地域包括ケアシステム”の構築においては、各医療圏をはじめとして、もっと狭小な範囲での横の繋がりを重視しています。これは我々医療・福祉従事者のみならず、地域住民も巻き込んだ取り組みが期待されているということです。神奈川県作業療法士会としても、ブロック化する事で、県民に対してもっと近い存在として、地域住民の皆様を笑顔にできる取り組みについて具体的に検討していきます。

課題は山積しておりますが、引き続き温かい目で神奈川県作業療法士会を見守って頂ければ幸いです。

県民の健康に寄与した取り組みを目指して

一般社団法人 神奈川県作業療法士会 会長 錠内広之

一般社団法人 神奈川県作業療法士会 会長 錠内広之神奈川県作業療法士会もいよいよ2,000名を超える会員を有する組織となりました。近年では、年間150名からの新入会員が新規に加入されており、若い会員の占める割合が非常に高くなっています。
その様な中、我々を取り巻く医療・福祉環境においては“地域包括ケアシステムの構築”が叫ばれ、具体的な施策も実行されてきているところです。この地域医療構想の中では、一人一人の作業療法士に、地域の中での活躍を今まで以上に期待されることとなりました。県民、行政、他職種から我々に対する期待は益々高まっています。その為、神奈川県作業療法士会では、(公)神奈川県理学療法士会、神奈川県言語聴覚療法士会と足並みをそろえて、具体的な地域支援を模索しているところであり、その中では新人を含めて、全ての作業療法士に一定の専門知識が求められる事になります。

神奈川県は、横浜、川崎、相模原と3つの政令指定都市を有している一方で、過疎地、山間地域そして鎌倉から小田原まで続く沿岸地域と、地域性が高い県です。生活環境も多岐に渡ります。作業療法の専門性の1つに、個々人の生活環境を慎重に分析し、さらに何に興味があるのかという事に結び付けてその人に適した生活環境の構築を、その人と一緒に考える事が挙げられます。つまり神奈川県のような様々な地域性の中でも、作業療法は有効に機能すると考えています。

神奈川県作業療法士会は、県民に求められる医療・福祉に関する取り組みに対して、迅速にそして作業療法士の質も担保できる組織を目指しています。その為には、会員同士の横の繋がりが重要と考えています。我々執行部としては、今、何が作業療法に求められているのか、について慎重に検討し、会員一丸となった取り組みを実現する事で、県民の健康に寄与する事を目指します。

4代目会長就任 ~新体制に向けて~

一般社団法人 神奈川県作業療法士会 会長 錠内広之

一般社団法人 神奈川県作業療法士会 会長 錠内広之 今期より会長(代表理事)となります。当会は1981年11月17日に設立され、会長としては4代目となります。どうぞよろしくお願いします。

 作業療法を取り巻く環境はここへきて急激に変化しようとしております。国民や関係職種が我々に要求や期待している事がより具体的になってきている事は間違いありません。今年4月の診療報酬改訂においては、これまでの作業療法の取り組み成果が算定要件として反映されたり、“作業療法”という単語が今までなかった場所に記載されていたりしています。
 これは、これまでの我々作業療法士全体の取り組みの成果であることには違いありませんが、その要求に確実に答えていくことでより安定した作業療法の基盤を固める事ができると考えています。その為にも県士会に加入している事で、県内の他職種に対して作業療法士の“質”の保障をアピールできるような学術的役割は重要と考えます。
 また時代のニーズに合わせた取り組みも重要と考えます。生活行為向上マネージメント推進委員会を立ち上げる事で、日本作業療法士協会と歩調を合わせながら作業療法の役割をより明確にしていきたいと考えています。そして2025年に向けたの超高齢化社会問題として取りざたされる事が多い認知症に関わる作業療法的支援についても、認知症事業対策委員会を立ち上げる事で対応にしていきたいと考えています。

一般社団法人神奈川県作業療法士会会長 渡邉愼一

会長 神奈川県作業療法士会のホームページにようこそお越しいただきました。
 神奈川県作業療法士会は、社団法人日本作業療法士協会の県レベルでの組織として1981年(昭和56年)11月に発足しました。当時の全国の作業療法士協会会員数は1000人程度で、現在の神奈川県作業療法士会の会員数より少なく、神奈川県士会員は77人という時代でした。
 2009年(平成21年)4月19日の第29回神奈川県作業療法士会総会で、神奈川県作業療法士会は解散し、「一般社団法人神奈川県作業療法士会」の設立総会が開催されました。ようやく今年度から法人として歩み始めることになり、初代会長としての責任を重く受け止めているところです。

 昨今、社会保障制度の持続可能性の視点から、医療、年金、介護、福祉などの効率化が進んでおり、作業療法を含むリハビリテーション・サービスにおいても、利用者による選択(自己決定)の支援、制度の透明性の確保、サービスの質的向上が図られています。
 社団法人神奈川県作業療法士会として、より一層作業療法の普及発展を図り、神奈川県民の保健・医療・福祉の向上に寄与していきます。

 われわれは、このホームページを通じて、作業療法に係る情報を広く共有し、みなさまと一緒に保健・医療・福祉のあるべき姿について考えていきます。
 これからも、神奈川県作業療法士会へのご指導・ご協力をよろしくお願いいたします。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/movement/highest/archives.htm