公益法人化対策委員会

活動内容


公益法人化対策委員会は、以下の活動をしております(総会議案書の分掌事項より抜粋)。

  1. 公益認定申請・更新に関すること
  2. 公益法人の登記に関すること
  3. 公益目的事業に関すること
  4. その他公益法人格取得に関すること

まずは4.が当面の主な活動です。1~3は当会が公益法人化したあとの活動内容となります。


活動計画(平成29年度)


  1. 公益法人化に関する情報収集
  2. 公益法人格対応の定款及び規約等の作成
  3. 県内の公益事業に関する情報収集

本年度は特に、公益法人格取得に向けた取り組みをより具体的に検討・推進する為、財務部(公益法人として必要な財務諸表等の整備)や規約委員会(公益法人として必要な定款等の整備)と連携し、まずは会員の皆様に「公益法人とは何か、公益法人になるとできること、変わること、公益法人としてなすべきこと、当会の新たな役割」など、一般社団法人としてではなく公益法人として再出発した際の新たな指針・骨子なども併せて提言できるようにします。


構成委員の紹介


担当理事 澤口勇(藤沢病院)
委員 部員 現在、大募集中です!


担当理事からのひと言


 平成29年度より公益法人化対策委員会を担当することになりました澤口 勇と申します。神奈川県作業療法士会は神奈川県民の保健・医療・福祉の向上に寄与することを目的に1981年(昭和56年)11月17日に会員77名で設立されました。その後、2009年(平成21年)4月19日に一般社団法人へ移行し、現在に至っています。私はちょうど、当会が一般社団法人に移行した時に事務局長を担当させて頂いておりましたが、今回の担当を受けるにあたって、一般社団法人化した当時のことを思い出してきました。そして今また、ここで改めて「何故、我々は公益法人を目指すのか、公益法人でなければならない理由は何か」を皆さんともう一度しっかりと議論したいと思います。

 公益法人とは、準則主義に従い登記により法人格を取得した一般社団法人等で、公益目的事業の費用比率が全体の50%以上である等の認定要件を満たした法人が申請でき、国や都道府県の主務官庁の「許可」を頂くことで法人格を取得できます。そして毎年法人格を「更新」します。一方、現在の一般社団法人格は諸官庁に「登記」を1回するだけで、あとの「更新」作業はありません。

 私たち作業療法士はこれまで、主に病院や施設等に勤務し来院される患者一人一人を対象に作業療法を施してきたと思います。当会も会員の研鑽要請に答え、研修会を中心に事業を展開し、当会の目的に寄与して参りました。ところが、ここ数年「我が事・丸ごと 地域共生社会」の実現に向けて、政府は部局横断的に議論を進めています。例えば、在宅医療・介護連携推進や相談事業の三障害の一元化(ワンストップサービス)、地域包括ケアシステムを取り入れた新しい町づくりなど、矢継ぎ早に政策が検討されたり、すでに導入されたりしています。

 従って今後は、この作業療法の術を、部局を超えて横断的に、例えば自分が担当する患者が地域に戻り暮らされていると思いますが、その患者世帯(例:患者さんの祖父が認知症を患い介護状態にある、患者さんのお子さんが発達障害を持つ、等々)を地区の保健所や地域包括支援センター等と多職種で協同し、地域住民と一緒に「我が事」「丸ごと」のようにケアする時代がもうすぐやってくる、という風に考えて頂いても良いかもしれません。そうしますと、自分の担当患者以外も「担当」をすることになる、その要請は地域や行政等から作業療法士であるあなたに来ます。それは当会からの依頼からかもしれませんし、所属している施設からの依頼、もしくは個人に直接来るかもしれません。

 よって、当会の体制も、今一度、これまでの事業内容等をもう一度見直す必要が出てきたと考えております。具体的には、これまでのような会員を中心とした研鑽目的で行われる研修会事業に限らず、より広く、目的を持つ県民も参加できる(例:地域包括ケアシステムの担い手に一般市民やボランティアが含まれていますが、専門家による知見の提供等が必要)ような研修会をより多く開催する、また当会が広域直接的に県民に対し寄与できるように体制を変える、などです。これらは時代の要請かもしれません。そして、「まだ作業療法を知らない市民」に対し、広く知って頂き、安心安全・信用のおける会であることを実感して頂くために、会計諸表や事業計画等も毎年、主務官庁に提出し、法人格も「更新」していくことで社会からの「信用」を維持していく必要があるのかもしれません。公益法人化が、実現した暁には、引き続き、会員一人一人の県民に対するご活躍が切に必要十分条件となります。今後とも当会ならびに臨床等にご尽力を頂けますよう重ねてよろしくお願い申し上げます。

 ひと言が二つ三つになりました。ただいま、部員を大募集しております!公益法人化に向けたプラットホームを一緒に考えて下さる方、作業療法の将来や発展等に興味がある方、当委員会に関心を持って頂いた方など、ぜひ、私までご連絡下さい。

(以上,文責:澤口勇)

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