Return to 一般社団法人神奈川県作業療法士会 組織図

教育部

活動内容

教育部は、(社)日本作業療法士協会(以下、協会)の生涯学修制度における研修会の開催や生涯学修制度関連手続き、SIG団体の登録・管理などの事業を担当しています。

今年度より組織改編により、MTDLPの事業も教育部の管轄となりました。作業療法士や学生、指導者を対象に、MTDLP基礎研修や事例検討会、教育・現場連携に役立つ講演会などを対面・オンラインで企画・実施しています。事例検討会での発表やOT協会での口頭試問の支援も行い、一人でも多くのMTDLP実践者・指導者の育成を目指します。会員の皆様もご一緒に、MTDLPを通して県民の健康と幸せに寄与する活動をしていきましょう!

今後もさらなる生涯教育制度の推進、制度利用を通じた県士会員の資質向上を目的に、協会生涯教育制度における県士会対応の事業を中心に県士会の特徴を持たせながら確実に実施していくことを目標として、下記の計画にて活動を展開していきます。

活動計画(2025年度)

  1. 研修会開催
    1) 現職者共通研修:全10テーマ開催 *生涯学修制度の基礎研修(必修研修)
    2) 現職者選択研修:2領域開催(全4領域のうち) *
    3) 臨床実習指導者講習会の開催(年2回開催)*
    4)臨床実習指導者講習会アドバンスコースの開催
    5)MTDLP基礎研修(年2回開催)*
    6)MTDLP事例検討回(年4回開催)
    7)事例検討会発表者に対する事前相談の実施
    8)MTDLP指導者資格取得を目指す作業療法士への個別支援・コンサルテーション
    9)指導者育成のための勉強会・ワークショップの企画運営
    10)最新のMTDLP関連情報や研修会情報の発信
    11)日本作業療法士協会MTDLP室との連携
  2. 生涯教育制度の広報、啓蒙、推進
  3. SIGの登録管理、SIGに関する学術部との連携
  4. 生涯教育制度に関する手続き
  5. その他生涯教育制度関連事項

構成部員の紹介

担当理事 部長 神保洋平(湘南医療大学)
副部長 MTDLP推進育成課 村仲隼一郎(茅ヶ崎リハビリテーション専門学校)

担当理事からのひと言

神奈川県士会のみなさまのキャリアアップのサポートをさせていただきます。 教育部の役割はその下積み、若手の皆様の土台作りです。現在活躍されている多くのセラピストの先輩方も地道な下積みの元に今の輝きがあります。

一人でも多くの神奈川県のユニークな作業療法士が輝けるように
みなさまのスペシャリティをもって全国へ飛び立てるように

一緒に歩んでいきましょう

特にR7〜8年度は,生涯教育制度の移行期間となっております。早めの受講修了を強くおすすめいたします.

(文責:神保洋平)

みなさま、こんにちは。神奈川県作業療法士会 教育部 MTDLP推進育成課 担当理事の村仲です。

作業療法を取り巻く社会環境は日々大きく変化しています。そのなかで「生活行為向上マネジメント(MTDLP)」は、私たち作業療法士が“その人らしい生活”や“地域での幸せな暮らし”を支援するうえで、不可欠な視点となっています。
しかし、現場での実践には多くの課題や戸惑いもあるのが実際です。私自身も、MTDLPを本格的に学び始めたとき、「本当にこれが現場に役立つのか?」「どう活用したらよいのか?」と疑問を持った経験もあります。

このMTDLP推進育成課では、基礎研修や事例検討会はもちろん、事例発表に関する事前相談、そして指導者資格取得に向けた個別支援・コンサルテーションまで、幅広いサポートを用意しています。
「うまくいった事例」だけでなく、「悩んだ事例」「迷ったプロセス」も安心して持ち寄り、率直に語り合える雰囲気を大切にしています。実際、事例検討会では、想像以上に多彩な現場の知恵や工夫が飛び交い、失敗も成功も貴重な学びとなることを日々実感しています。

また、MTDLP指導者資格の取得を目指す方々への相談や支援も充実させ、次世代を担うリーダーの育成に力を注いでいます。参加される皆さま同士が、分野やキャリアの垣根を越えてつながり、前向きに学び合える場として、MTDLP推進育成課を活用していただきたいと願っています。

みなさまの現場力と想いが、必ず神奈川、そして全国の作業療法をより良いものにしていくと信じています。ぜひ積極的にご参加ください。ともに学び、成長し、作業療法の新しい未来を築いていきましょう。

(以上,文責:村仲隼一郎)

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/about/organization-chart/education.htm