Category: 各分野OTR寄合処
どうもyumo13です。久しぶりの投稿です。
10月1日(日)に「ハルネ小田原」で行われた「認知症をにんちしよう会」から約1カ月が経ちます。私は普段病院で勤務しているため、元気な高齢者の方と話をする機会が少ないのでとてもよい経験ができました。
「物忘れが多くなった」と、事前にメモを持ってくる方
「同じ話を繰り返しちゃったね」と、多くの不安や喪失体験を語る方
話を聞くことで安心する
頭の体操を行うことで元気づけられる
数分の関わりで多くの感情の変化を感じ取れました。
会話や感情の変化からOTが関わる意義やチャンスを感じ取れましたが、専門職としてはまだまだ説明が不足していることが多い...
一個人の症状からは色々評価し対応できるような説明ができるが、OTが関わることによって起こる結果や効果についての、説明がまだまだ不十分...
特に今回のような「どんなことをすればいいの?」などの広い内容の質問だと、少ない時間での返答に難しさを感じました。
今回の経験を得て、もっとわかりやすく説明できるよう勉強していきたいと思っています。
色々な関わりが紹介されている中で、どんな方に、どんな対応が、どういう効果があったかをもっと考えていかなければいけないです。
今年もあと2カ月。頑張っていきます。
どんどん寒くなってきています。みなさまも体調に気を付けてください。
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立ち座りや膝屈伸などの基礎練習を行う時、だいたい10回が1セットの目安になってくると思います。
私が担当する利用者で、体力的に10回ではなく連続20回実施したい方がいたのですが、10回になると「ちょっと休ませて」「1回休憩」などと言って自己終了していました。
そこで、20回からの逆唱でカウントするようにしたら途中で止まらずに連続20回出来るようになりました。
前頭葉機能がある程度残存している事が必要になってくると思いますが、
①心理的に、数が減っていく方が頑張れるという事
②逆唱することに一生懸命になり、最後まで集中が続く事
などが理由として考えられると思われます。
利用者は記憶障害があり、曜日やリハビリの内容なども忘れてしまいますが、カウントを20から始めると「あ!そうね、あなたは20から数える人だったわね」と思いだしてくれます。
ただの運動のカウントですが、たとえ10回のカウントだとしても、コグニサイズにもなると思うので前頭葉機能がある程度保たれている方には1つの方法として良いと思います。
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はじめまして!ダイコロです。
この度、認知症対策委員会のメンバーに任命されました。宜しくお願いします。
療養型の病院に勤務しています。
病院という環境はとりわけ無機質になりがちで、特に回復期病棟は人の出入りも多く、ナ-スコ-ルが頻繁に鳴っていたり…、認知症の患者様にとって落ち着く環境とは程遠く、不安やストレスが募ってBPSD(行動・心理症状)が悪化する方も多いです。
その中でも可能な限り対象者の生活歴や趣味・嗜好に関する情報を確認し、少しでも安心して生活が送れるように環境を整える…試行錯誤する毎日です。
最初は為す術がないと思っていた方でも、少しずつ環境に適応していく様子をみて驚くことがあります。
「認知症」というにカテゴリーに当てはめて、対象者を見てしまうと、彼等の可能性を奪ってしまう恐れがあります。しかし、認知症があっても個々の特性を見いだし残存能力を引き出していくことで無限の可能性を広げることが出来るかも知れない、それが出来るのは「作業療法士」なのだと信じています。
これからは病院というフレ-ムを抜け出し、もっと大きな視点をもって皆さんと共に「認知症」について考え支援を続けていきたいと思っています。
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はじめまして。今年より認知症対策委員をさせて頂いております「みっちー」です。
私は介護老人保健施設で働いています。老健なので、認知症のある方が多くいらっしゃいます。その中でOTとして何ができるかなぁーと思いながら、その人の生活全般を見据えリハビリに取り組んでいます。
OTとして何ができるのか…、アクティビティが強みなのではないかなぁーとも感じています。
アクティビティにはパワーがあります。その方の生活を彩る力があります。自分が自分らしくいられる力があります。周りの人と繋ぐ力があります。その他にもたくさん、たくさん、力があります。
実際にアクティビティを行っていると「これでいいのかね?」と何度も聞かれます。称賛しながら時に微調整を行い、完成した時には「いいねー、かわいいねー」とまじまじ笑顔。そのような姿を見ていると私自身も嬉しくなります。
どうしても準備が必要になることが多いので、後回しになってしまうことがありますが、(私自身の反省です…)アクティビティにはパワーがあるのでたくさん行っていきたいと思っております。
認知症のある方でもその人らしい生活を送れるよう支援していきたいと思っている所存です。宜しくお願い致します。
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こんにちは。 はじめまして さんかくです。
老健で働き、いつの間にか長い年月が経ちました。
認知症のある方々と日々過ごしてきて・・・記憶や見当識が低下していく中で、
その方々が習慣にしてきたこと、昔ながらの工夫、そして ひとへの気遣いや思いやり・・・
そんなものが今も変わらずあり続けている ということをひしひしと感じ、
私自身の学びにも 日々つながっています。
その方の能力とバックグラウンドをしっかりとみていきながら、
『笑いを大切に』 『生活が少しでもラクになるように』
そして 『 これからもできること に繋げられるように』
関わっていきたいと思っています。
この委員会での仕事は右も左もわからないことばかり。
まだまだスタートラインにいる私ではありますが、
委員長をはじめ、委員のみなさんの背中を見ながら、
私自身も 『できること』 から努力していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします☆
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初めまして、今年度から認知症対策委員のうみぼーずです。よろしくお願いします。
私がもともと精神疾患を診たくて精神科を幾つか渡り歩きましたが、行く先々で「認知症を手伝ってくれないか?」と打診されました。そんなわけで認知症の治療病棟に療養病棟、デイケアとひと通り経験させていただきました。そして現在の職場は特養(介護老人福祉施設)でして、日々楽しく認知症のお年寄りたちと過ごしています。
私が作業療法士となったのはちょうど介護保険制度がスタートした時分で、サービスを受ける側も供する側も混乱していたと思います。そんな時代の流れに悩み、落ち込み(笑)、挫折を繰り返していた私ですが、そんな私を力づけてくれたのがその時々の上司の指導であり、同僚の叱咤激励であり、ご家族のあたたかい言葉でした。
認知症のお年寄りに力をもらうことも多かったです。お年寄りからいただいた金言をひとつ紹介。
おばあ「あんたは女になにを求める?」
私 「愛嬌ですかね、『女は愛嬌』って言いますよね」
おばあ「その愛嬌を出させるのは、あんたたち男の役割だよ」
う〜ん、深い。まさに金言。
それなりに経験を積ませていただいた今、「これまで多くの人に支えられたお返しを少しでもできれば」との思いです。
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初めまして、yumo13と申します!!
4月から認知症対策委員、会計係として活動させて頂いております。
私は急性期の領域で働いていますが、認知症のある方の対応で
「はっ」と気づくことがあります。
急性期では、病態や治療の状況によりベッド上安静を強いられる
ことがあります。
そんな状況で認知症のある方が「トイレに行きたい」と大声を
出している場面に出くわすことがあります。
セラピストや看護師はトイレに行けないこと等を説明したり
差し込み便器などを使用し対応しますが、
数分後には同じ発言を繰り返され、上手く対応できなく困ることがあります。
そんな状況で治療が進み、いざ離床が開始され、移動能力が向上し、
トイレに行ける状態になったら、トイレの訴えが聞かれなくなっている
ことがあります。
「家に帰りたい」という希望が多い中、在宅復帰に関して排泄は大きな問題です。
以前は、訴えが聞かれていたのに、何かのきっかけで訴えがなくなっている…
病棟では大声がなくなり、最近は落ち着いていると見られている中で、
能力が発揮できなくなっている。
自分たちの関わりの「どんな対応」がそうさせてしまったのか、今の私では
全てを説明することができません…
今回、認知症対策委員という役目を頂き、活動を始めていますが
今後、活動を通して私と同じような疑問や悩みを共有、また少しでも
目の前にいる方の困難さを少なくできる、能力を発揮できる援助の仕方を
紹介できたら良いなと思っています。
みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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naoです
このたび、財務部から認知症対策委員会へ異動となりました。
私はクリニック勤務で、【整形外科の外来】と【訪問リハビリ】を兼務しています。
最近上手くいった症例としては、暑くてもエアコンを入れない、入れても切ってしまうHDS-R17点の方に対して、訪問してエアコンをつけ涼しくなった状態で「エアコンを入れていて偉いですね」と訪問するスタッフ全員(訪看、介護士、ケアマネ、リハ)で言うようにしたところ、1人の時も入れるようになってきたことです。
認知症対策委員会はもう既に3回会議を行っていて、財務部の仕事との違いにまだ戸惑いが多いですがメンバーで協力して委員長を支え、県内の認知症対策に貢献出来るように頑張っていきたいと思いますので宜しくお願い致します。
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