Tag: 認知症対策委員会

『1カ月経過して思うこと』

どうもyumo13です。久しぶりの投稿です。
10月1日(日)に「ハルネ小田原」で行われた「認知症をにんちしよう会」から約1カ月が経ちます。私は普段病院で勤務しているため、元気な高齢者の方と話をする機会が少ないのでとてもよい経験ができました。

「物忘れが多くなった」と、事前にメモを持ってくる方
「同じ話を繰り返しちゃったね」と、多くの不安や喪失体験を語る方

話を聞くことで安心する
頭の体操を行うことで元気づけられる
数分の関わりで多くの感情の変化を感じ取れました。

会話や感情の変化からOTが関わる意義やチャンスを感じ取れましたが、専門職としてはまだまだ説明が不足していることが多い...
一個人の症状からは色々評価し対応できるような説明ができるが、OTが関わることによって起こる結果や効果についての、説明がまだまだ不十分...
特に今回のような「どんなことをすればいいの?」などの広い内容の質問だと、少ない時間での返答に難しさを感じました。

今回の経験を得て、もっとわかりやすく説明できるよう勉強していきたいと思っています。
色々な関わりが紹介されている中で、どんな方に、どんな対応が、どういう効果があったかをもっと考えていかなければいけないです。
今年もあと2カ月。頑張っていきます。

どんどん寒くなってきています。みなさまも体調に気を付けてください。

 

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【研修会のお知らせ】

皆さん、こんばんは!
今週末からぐっと気温が下がり、寒くなりましたね。紅葉を楽しめる季節はもうすぐですね!
さて、先週皆さまのところに届いた県士会ニュースでもご案内しましたが、認知症対策委員会主催の研修会が12月2日(土)に小田原の国際医療福祉大学で開催されます。テ-マは「認知症アップデート研修」2016です。

本研修は、日本作業療法士協会からの委託業務として、神奈川県作業療法士会の認知症対策委員会が年1回の研修会を開催します。地域・介護・医療のどの領域においても認知症に対応できる作業療法士を確保するために、全国共通して認知症に関する最新かつ最低限の知識を習得していただくことを目的としています。受講された方には修了証が発行されます。

ますます高齢化が進む時代の流れの中で、地域で認知症の方を支えるエキスパートになるために、まずは研修会に参加してみませんか?
当日のカリキュラムは、規定の講義に加えて、現場の第一線でご活躍されている先生方に認知症介護・支援の秘訣をたっぷりとお話しして頂く予定です。

早川医師は認知症専門医で精神科で多くの作業療法士と協働されたご経験をお持ちです。
関田氏は3世代にわたって認知症のあるご家族を介護されてきたご経験と、特養・老健で相談員・施設長として時代の変遷・制度の変化に対応してこられたという、介護者と職員の両面の視点をお持ちの方です。
佐藤氏は作業療法士&バリデ-ションワ-カ-として認知症のある方々の生活障害を改善するエキスパートです。臨床だけでなく、作業療法士の後輩育成のため研修会の講師として全国でご活躍されています。

事前申込みは10/10(火)~11/10(金)までとなっていますが、先着順80名限定ですので迷っている方はお早目にお申込み下さい‼

詳細は県士会サイトの「講習会・研修会情報」から『「認知症アップデート研修」2016【包含済】(一社)日本作業療法士協会』をご確認ください。
https://kana-ot.jp/wpm/lecture/post/5733

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初投稿です。

初めまして、yumo13と申します!!
4月から認知症対策委員、会計係として活動させて頂いております。

私は急性期の領域で働いていますが、認知症のある方の対応で
「はっ」と気づくことがあります。
急性期では、病態や治療の状況によりベッド上安静を強いられる
ことがあります。
そんな状況で認知症のある方が「トイレに行きたい」と大声を
出している場面に出くわすことがあります。
セラピストや看護師はトイレに行けないこと等を説明したり
差し込み便器などを使用し対応しますが、
数分後には同じ発言を繰り返され、上手く対応できなく困ることがあります。

そんな状況で治療が進み、いざ離床が開始され、移動能力が向上し、
トイレに行ける状態になったら、トイレの訴えが聞かれなくなっている
ことがあります。
「家に帰りたい」という希望が多い中、在宅復帰に関して排泄は大きな問題です。
以前は、訴えが聞かれていたのに、何かのきっかけで訴えがなくなっている…

病棟では大声がなくなり、最近は落ち着いていると見られている中で、
能力が発揮できなくなっている。
自分たちの関わりの「どんな対応」がそうさせてしまったのか、今の私では
全てを説明することができません…

今回、認知症対策委員という役目を頂き、活動を始めていますが
今後、活動を通して私と同じような疑問や悩みを共有、また少しでも
目の前にいる方の困難さを少なくできる、能力を発揮できる援助の仕方を
紹介できたら良いなと思っています。

みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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