初投稿です。

初めまして、yumo13と申します!!
4月から認知症対策委員、会計係として活動させて頂いております。

私は急性期の領域で働いていますが、認知症のある方の対応で
「はっ」と気づくことがあります。
急性期では、病態や治療の状況によりベッド上安静を強いられる
ことがあります。
そんな状況で認知症のある方が「トイレに行きたい」と大声を
出している場面に出くわすことがあります。
セラピストや看護師はトイレに行けないこと等を説明したり
差し込み便器などを使用し対応しますが、
数分後には同じ発言を繰り返され、上手く対応できなく困ることがあります。

そんな状況で治療が進み、いざ離床が開始され、移動能力が向上し、
トイレに行ける状態になったら、トイレの訴えが聞かれなくなっている
ことがあります。
「家に帰りたい」という希望が多い中、在宅復帰に関して排泄は大きな問題です。
以前は、訴えが聞かれていたのに、何かのきっかけで訴えがなくなっている…

病棟では大声がなくなり、最近は落ち着いていると見られている中で、
能力が発揮できなくなっている。
自分たちの関わりの「どんな対応」がそうさせてしまったのか、今の私では
全てを説明することができません…

今回、認知症対策委員という役目を頂き、活動を始めていますが
今後、活動を通して私と同じような疑問や悩みを共有、また少しでも
目の前にいる方の困難さを少なくできる、能力を発揮できる援助の仕方を
紹介できたら良いなと思っています。

みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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