Tag: 統合失調症
統合失調症の認知障害、スピード判定・・・阪大が新手法(YOMIURI ONLINE 2016/9/2)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160902-OYTET50025/
≪概略≫
・統合失調症患者の認知機能障害の程度を簡単な知能検査で判定する手法を開発したと、大阪大と福島大のチームが発表
・今までは知能指数の検査に2時間ほどかかるため、あまり認知機能判定は行われていなかった
・チームは、知能指数の検査の13項目のうち2項目だけで患者の認知能力を精度よく予測できることを確かめた。
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統合失調症の患者「左脳の一部大きい」 阪大など解明 (朝日新聞digital 2016/1/20)
http://www.asahi.com/articles/ASJ1H71Y6J1HPLBJ002.html
≪概略≫
・統合失調症の患者は、健康な人と比べて左脳の「淡蒼球」と呼ばれる部分が大きいことが、大阪大などの研究でわかった。
・統合失調症患者と健康な人のMRI画像を集め、大脳の7か所野部分で体積の左右差を調査。
・統合失調症患者の淡蒼球の体積が大きいことは知られていたが、左右差が明らかになったのは初めて。
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NICTなど、脳の活動を基にした客観的な統合失調症の推定手法を開発(マイナビニュース 2015/7/28)
http://news.mynavi.jp/news/2015/07/28/283/
《概略》
・安静時の脳内の活動を脳画像データにて類似性で色分け(モジュール化)することで統合失調症者群と健常者群の特徴的な脳部位モジュールの推定に成功
・従来モジュールは個人の構造のバラつきが大きいことから、集団を特徴づけるモジュールの推定は出来なかった
・今回の研究によるモジュールの推定は脳画像の客観的な診断法に繋がり、診断の補完につながる
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NCNP、自閉症や統合失調症などに関する遺伝子の働きを解明(2014/12/19 マイナビニュース)
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/19/119/
《概略》
・AUTS2遺伝子は自閉症スペクトラム障害や、統合失調症などに関与される遺伝子として知られていた
・しかし、その働きは詳しくわかっておらず遺伝子の異常が精神疾患にどのように引き起こすかは不明であった
・今回AUTS2が神経細胞内の構造、動き、形態変化を制御することで脳神経系の発達に関与しているが判明し、正常発達を阻害し、精神疾患引き起こしと関係があると予測される
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理研、毛根に統合失調症や自閉症を診断する指標となる遺伝子を発見(2014/9/16 マイナビニュース)
http://news.mynavi.jp/news/2014/09/16/092/
《概略》
・頭皮から採取した毛根から脳の細胞と共通する遺伝子の発現していることを発見
・採取の容易な毛根細胞は脳細胞と同様の外胚葉由来であり、解析の結果統合失調症・自閉症に関与する遺伝子の発現も低下していることが判明
・簡便なバイオマーカーとして期待されており、精神疾患の予防法開発、早期治療、創薬と様々な角度から可能性がある
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記憶シナプス減少が統合失調症に関与か(読売新聞2014/8/7)
http://news.mynavi.jp/news/2014/08/07/404/
《概要》
・研究グループは霊長類のモデル動物の大脳皮質の発達過程を調べ、記憶や感情に関わるシナプスと判断に関わるシナプスに注目した
・両シナプスは幼児期にシナプスを増大させた後、少年期に入ると減少する。判断に関わるシナプスは思春期以降も減少するのに対し、記憶や感情に関わるシナプスは一定数を保つ
・記憶や感情に関わるシナプスの減少が統合失調症の発症に関与していると考えられ、発症時期もこの現象の関与を裏付けている。
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精神病棟の居住施設転換・・・患者囲い込み続く懸念(読売新聞 2014/6/12 )
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=99992
《概略》
・精神科の長期入院解消の手段として「病棟を老人保健施設や居住施設に転換する」という方針が日本精神病院協会からあがっている。
・転換施設として老人保健施設、宿泊型生活訓練施設、グループホーム、居住住宅などがあるが精神科病院の6割が山林または農地にあるため実際に地域移行とは言い難く、課題が残る。
・病棟転換の施設は精神科医療・福祉において大きな分岐点となることが予想される。
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統合失調症薬「ゼプリオン」で17人死亡例(2014/4/9 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=96168
《概略》
・販売開始から四ヶ月半の間で17名の死亡が確認された
・死因としては心筋梗塞、脳塞栓、低体温、吐しゃ物による窒息等
・世界60カ国以上で使用されているが短期間の死亡例は報告されていない
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