Tag: MRI
統合失調症の患者「左脳の一部大きい」 阪大など解明 (朝日新聞digital 2016/1/20)
http://www.asahi.com/articles/ASJ1H71Y6J1HPLBJ002.html
≪概略≫
・統合失調症の患者は、健康な人と比べて左脳の「淡蒼球」と呼ばれる部分が大きいことが、大阪大などの研究でわかった。
・統合失調症患者と健康な人のMRI画像を集め、大脳の7か所野部分で体積の左右差を調査。
・統合失調症患者の淡蒼球の体積が大きいことは知られていたが、左右差が明らかになったのは初めて。
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虐待で精神疾患の子供・・・表情、感情認知が困難か(読売新聞 2015/10/4)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=124546
≪概略≫
・虐待やネグレクトによる精神疾患、反応性愛着障害(RAD)の子供は脳の一部が小さいことが判明
・RADは不適切な養育を受けたことが原因で情動の抑制や人間関係の構築ができなくなる精神疾患
・RADの子供は物の認知や感情を読み取る脳の視覚野の容積が2割ほど減少していた
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順天堂大など、脳損傷時の記憶障害の程度を予測する方法を開発(マイナビニュース 2015/7/1)
http://news.mynavi.jp/news/2015/07/01/521/
《概略》
・記憶課題遂行中のサルの脳活動をfMRIを利用し領域の同定。領域がネットワークを形成していることを発見
・活動領域のネットワークの変化を定量的に予測するアルゴリズムを開発し、脳の情報処理の中心的な部位を特定
・これらの研究は後遺症の程度やリハビリ方針の最適化に役立つことが期待される
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