Tag: 2024/12

対人支援者同士で学び合うオンライン読書会『トラウマと身体』

名称 対人支援者同士で学び合うオンライン読書会『トラウマと身体』
主催 心身知を紡ぐ読書サークル
日時 第1回 2024年10月7日(月)20:00~21:30、基本隔週・全13回
最終回 2025年3月31日(月)
場所 オンライン
内容 いま注目のソマティックセラピーの身体志向トラウマセラピーは、対象者の安全を配慮し治療を進める上で、非常に有効性をもち、作業療法、理学療法、言語聴覚療法とさまざまな治療場面で応用可能です。
その柱は、以下から構成されます。
・刺激情報処理の階層性:認知、情動、感覚運動
・ポリヴェーガル(多重迷走神経)理論
・自律神経系の耐性の窓
・心と身体の防衛反応(闘争逃走、凍り付き、解離、社会的交流)
・愛着理論
・ソマティック/社会的・リソース
・身体に働きかけるスキル
簡単な身体感覚ワークを体験する時間もあります。

 今回の読書会で取り上げるセンサリモーター・サイコセラピー(SP,)は、感覚運動系を通じて、トラウマが身体にどのように刻まれ、それが認知的および情動的な反応にどのように影響するかを理解し、その影響からの解放をめざします。
 そこで今回は、日本でトレーニングセミナーが始まったばかりのSPの古典ともいえる『トラウマと身体』(パット・オグデン著、星和書店、2012)を読んで、トラウマセラピーにおける身体志向アプローチの基本を学ぶ、対人支援者のための読書会を企画しました。
 本書『トラウマと身体』では、第Ⅰ部の理論編で、三位一体の脳、愛着、耐性領域、定位反応、防衛行動、防衛行動システムなどの概念がトラウマに関連してわかりやすく説明されています。
 第Ⅱ部の治療篇では、心身の安定化、トラウマ性記憶への取り組み、社会への再適応援助という基本的3段階にそって、SPが実際にどのように進められるのかが述べられています。

【読書会の意図】
対人支援者の方で、身体志向アプローチに新たに興味関心ある方、学習したことはあるがさらに学びたい方、SPとはどのようなアプローチなのか知りたいという方に、身体志向アプローチの代表的著作を読み、読書会での対話を通して理解を促進し、さらなる学びや支援の現場に活かしていけるようこの読書会を企画しました。
【課題書籍】
『トラウマと身体 センサリモーター・サイコセラピー(SP)の理論と実践』
パット・オグデン、ケクニ・ミントン、クレア・ペイン(著)、太田茂行(監訳)、
星和書店、2012年、528頁http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn760.html
定価6,160円(税込み)(本体価格5,600円) 

【日程】
2024年10月7日月曜日〜2025年3月31日月曜日 20:00〜21:30
基本「隔週」月曜日(1度だけ2週休み:10/21⇒11/11)

全13回6か月にわたっての、ゆったりと歩みをすすめる読書会です。 読書会当日までに各自が読み、当日に感想や質問・問いを掲げ、それについて対話をするという形式です。当日までに、該当章を読んでご参加ください。
① 10月7日(月)(原著者から日本の皆さんへ、監訳者はしがき、ヴァンデアコークはしがき、原著者はじめに、目次)および、読書会イントロダクション
第Ⅰ部 理論編
② 10月21日(月) 第1章 階層的情報処理:認知(cognitive),情動(emotional),感覚運動(sensorimotor)の3階層
③ 11月11日(月) 第2章 耐性領域(Window of Tolerance):覚醒の調整能力
④ 11月25日(月) 第3章 愛着:二者間の相互調整における身体の役割
⑤ 12月 9日(月) 第4章 定位反応(Orienting Response): 何かに注意を向ける意識の働き
⑥ 12月23日(月) 第5章 防衛サブシステム:動きをともなう反応と固まる反応
⑦ 1月 6日(月) 第6章 適応:行動システムと行動傾向の役割
⑧ 1月20日(月) 第7章 トラウマと脳:神経生物学的治療モデルに向けて
第Ⅱ部 治療編
⑨ 2月 3日(月) 第8章 治療の原理:理論を実践の場へ
⑩ 2月17日(月) 第9章 体験の組織化:現在の身体にはたらきかける技法
⑪ 3月 3日(月) 第10章 治療の第1段階:安定化のためのソマティック・リソースの育成
⑫ 3月17日(月) 第11章 治療の第2段階:トラウマ記憶の処理と成功・克服行動(acts of triumph)の回復
⑬ 3月31日(月) 第12章 治療の第3段階:統合とよりよい日常生活

【読書会1時間半の内容】
1.チェックイン~イントロでの身体神経系調整ワーク。
2.その日のテーマ(章)について、ざっくりとナビゲーターから要約。
3.全体で、疑問点・問いを挙げて、ブレイクアウト・ルームに分かれてシェア。
4.各ルームで、そのテーマを深く掘り下げるようにお互い知識・経験を話し合って対話や意見交換。
5.その後、全体でその日の収穫をシェア。

詳細URL https://trauma-and-body.peatix.com/
対象 作業療法士、公認心理師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、ソーシャルワーカーなど
学生の
参加可否
条件付きで参加可 臨床経験あり
参加費 14,300円(税込み)
定員 20名
申込み方法 お申し込みは、以下よりお願いします。
https://trauma-and-body.peatix.com/
申込み締切 2024年10月6日(日)
生涯教育
ポイント
なし
託児サービスの
有無
なし
問い合わせ 主催ファシリテーター
志村秀実
shimu@cotton.ocn.ne.jp

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp7/lecture/9548/

第36回ベルテール教育セミナー「コミュニケーションの土台作りと将来を見据えた関わり方」

名称 第36回ベルテール教育セミナー「コミュニケーションの土台作りと将来を見据えた関わり方」
主催 一般社団法人チャイルドライフ
日時 12/3(火) 10:10-12:40
場所 オンラインセミナー
内容 講師:村上由美先生 (言語聴覚士 認定コーチング・スペシャリスト®)

セミナー概要
アスペルガー症候群の当事者であり、言語聴覚士としても日々精力的にご活動されている、経験豊富な村上由美先生より、STによるコミュニケーション支援の基本~活用、個々に合わせた発音トレーニングの指導方法、整理整頓や家事の工夫例、お金との関わり、就労や生活を支える取り組み方など、コミュニケーションの土台作りから、豊かな将来を築くためのライフスキル習得など、成人期を見据えたサポート事例の数々を、幅広い視点を交えて、詳しく解説していただきます。発達障害支援に携わる関係者皆様の今後の活動にお役立ていただける、実り多き専門講義と質疑応答を予定しています!

詳細URL リンク
対象 お子様へのケアや支援について日々悩まれている保護者様、児童指導員、保育士、児童相談員、教職員、カウンセラー、臨床心理士、医師、看護師、作業療法士、研究者など児童発達支援に携わる関係者
学生の
参加可否
参加可 
参加費 一般参加者 2,000円 リピーター 1,000円 (税込) ※1名様1アカウント
定員 50名様
申込み方法 電話、email、WEB
申込み締切 11/29(金) 18:00
生涯教育
ポイント
なし
託児サービスの
有無
なし
問い合わせ 一般社団法人チャイルドライフ
電話番号:042-641-5901
Email:edu@childlife.gr.jp
備考 注意事項:
※お申し込み情報の送信後、7日以内に合計金額をご入金ください。
※リピーター料金は過去セミナーや海外研修に参加され、当方メルマガ「国治研通信」を定期的に受信されている方が対象です。備考欄に「参加年」と「セミナー/海外研修の名称」の入力が無い方、「国治研通信」受信を希望されない方は適用になりませんのでご注意ください。
※修了証希望の方は、上記金額に500円をプラスしてご入金ください。
※諸事情により複数名でPC1端末視聴を希望される方は、その旨ご相談ください。
※お申し込み手続きがまだ完了されていないアカウントからのご視聴については、ご入室いただけませんのでご注意ください。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp7/lecture/9505/

日本精神衛生学会第40回大会 若者のメンタルヘルス 今後に向けて学会40年を振り返る

名称 日本精神衛生学会第40回大会 若者のメンタルヘルス 今後に向けて学会40年を振り返る
主催 日本精神衛生学会第40回大会事務局
日時 対面大会:2024年12月14日(土)~15日(日)
オンデマンド配信:2025年1月15日(水)~2月28日(金)
場所 創価大学(東京都八王子市)
JR八王子駅北口・京王八王子駅から、西東京バスをご利用ください。
内容 ●おもなプログラム
・大会長講演「若者のメンタルヘルス 今後に向けて学会40年を振り返る」
中野良吾(創価大学教育学部)

・特別講演「若者の自傷行為と市販薬乱用」
松本俊彦(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存研究部 部長/薬物依存症センター センター長)

・教育講演1「HSPについて」(仮題)
飯村周平(創価大学教育学部)

・教育講演2「労働者の健康と睡眠」
影山隆之(大分県立看護科学大学)

・教育講演3「ストレスチェックを活かした職場環境改善」
真船浩介(産業医科大学 産業生態科学研究所)

・教育講演4「若手教員のメンタルヘルス」(仮題)
卜部裕介(関東中央病院 メンタルヘルスセンター)

・シンポジウム「学会40年を振り返る」(仮題)

・一般演題(口演形式・ポスター形式)

詳細URL https://jamh40th.jimdofree.com/
学生の
参加可否
参加可 
参加費 ●参加費(対面参加+オンデマンド配信)
会員:5,000円、非会員:6,000円、学部生・院生:2,000円
※参加費は参加形態・申込時期によって異なります。詳細は大会ホームページをご確認ください。
申込み方法 事前オンライン申し込みは、大会ホームページからお申し込みください。
会場での当日受付も可能です。
※参加費は参加形態・申込時期によって異なります。詳細は大会ホームページをご確認ください。
申込み締切 事前オンライン申し込みの締め切りは、2024年12月9日(月)23:55までです。
生涯教育
ポイント
なし
託児サービスの
有無
なし
問い合わせ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfP4zahmPbo6irXbf5igRdl4Cdt-gJHXhrcMxC26ZkZaN18TQ/viewform?usp=sf_link

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp7/lecture/9492/

よこすかOT勉強会

名称 よこすかOT勉強会
主催 よこすかOT勉強会
日時 基本的には毎月第2火曜日 19時から21時半まで実施
場所 神奈川県立保健福祉大学 研究棟 A221教室
京急電鉄 県立大駅から徒歩10分
内容 この勉強会、横須賀および横浜などの近隣にいるOT、PTの手技や技術に関する勉強会です。クラインフォーゲルバッハの運動学や生態心理学を取り入れた臨床動作分析(三輪書店)を用いて、できるだけ実技練習を中心に、臨床のスキルアップを目指します。
講師:玉垣 努 神奈川県立保健福祉大学 教授
詳細URL https://groups.google.com/g/yokosukaos のグーグルグループに参加してください。
対象 OT、PT 及び学生
学生の
参加可否
参加可 
参加費 無料
定員 30〜40名
申込み方法 飛び込みでも大丈夫ですが、できればtamagaki-nxr@kuhs.ac.jpまで参加希望を教えてください。
申込み締切 当日でも大丈夫です
生涯教育
ポイント
一回参加で1ポイント
託児サービスの
有無
なし
問い合わせ 神奈川県立保健福祉大学 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 玉垣努まで
備考 令和6年4月9日(火)から実施します。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp7/lecture/9370/

オンライン精神分析研究会-発達障害をめぐって-

名称 オンライン精神分析研究会-発達障害をめぐって-
主催 心理オフィスK
日時 毎月 第2水曜日 19:00~21:05(年間12回)
*アーカイブは年間を通して、視聴可能です。
*8月のみ第3水曜日です
場所 オンライン
内容 オンライン精神分析研究会-発達障害をめぐって-
詳細URL https://peatix.com/event/3788985/view
対象 臨床心理士、公認心理師、医師、精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、キャリアコンサルタント、看護師、教師、保育士、臨床心理士養成大学院の院生など。精神分析に興味のある方は誰でも参加可能です。
学生の
参加可否
参加可 
参加費 11,000円
・振り込み後のキャンセルは可能です。参加費の返金に応じます(初回の日時まで)
・システム上のトラブルなどで十分にセミナーに参加できなかった場合には返金保証を行います(初回の日時まで)
・支払い方法は銀行振込、コンビニ払い、クレジットカード払いがあります。
申込み方法 参加希望者は以下のPeatixのフォームから申し込みください。
https://peatix.com/event/3788985/view
申込み締切 2025年3月31日
生涯教育
ポイント
託児サービスの
有無
なし
問い合わせ info@s-office-k.com

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp7/lecture/9251/