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【在校生】第2回 スタートライン

スタートライン 4年制の作業療法士養成校に入学し、学生生活も残り約3ヶ月となってしまいました。

 私が作業療法士を目指そうと思ったきっかけは、人の縁の下の力持ちのような仕事につきたいと思ったことです。思いついたのが医療職で、その時は単純に看護師になろっかなーと考えていました。
 しかし、この職業を知り本当になりたいのはこっちかもしれないと思って方向転換しました。

 作業療法士と理学療法士・・・たぶん、どっちがどんな事をしているのかわからない人も多いと思います。
 私もどちらが良いのかわからなかったのですが、学校見学に行った時に、日常生活に密着したリハビリを行っている作業療法(以下OT)に直感的に惹かれました。その時の説明では、OTについてほんの何%かしか理解できていなかったと思います。
 でも、私が入学前に感じたこの直感は、入学後、作業療法士を目指して良かったなという実感に変わりました。

 2年生から始まるOTの専門分野での勉強、先生方が話して下さる臨床の話、4年生になっての総合臨床実習、そして現在。
 その人の生活をしていく能力を高めるためのOTは、やっぱり他のどの職種と比較しても、作業療法士にしかできないことだと思っています。入学前に感じた直感は、4年たった今でも間違っていなかったと思っています。

 作業療法士が関わる患者さんは幅広いです。脳卒中や様々な病気で身体的に障害を持ったかた、骨折などの整形疾患のかた、精神に病をもっているかた、認知症のかた、発達障害の子供さん等…こんなにたくさんのかたを相手にするため、養成校での勉強は決して楽とはいえませんでした。
 私の養成校では入学して6月から解剖学の実習があり、学校に毎日遅くまで残る日々…予想していた養成校生活とは違うんだと最初に実感させられた事が印象的です。その後もグループワークや課題の提出、実習、テスト、色々な事に取り組み、クラスの仲間と一緒に乗り切ったことはとても良い思い出です。
 養成校の先生方は「先生」であり、作業療法士としての「先輩」でもあります。臨床の話を聞いたり、実習で困った時は相談をしたり、とても良くして頂いています。

 作業療法士になろうかと迷っている皆さん、作業療法士はとても魅力的な仕事だと思います。学校の授業は決して楽とはいえませんが、そこで見つけた仲間、自分の考えなどは貴重な財産になると思います。

 卒業して国家試験に合格して、やっと作業療法士としてのスタートラインに立ちます。もっと勉強して早く1人前の作業療法士として働けるように頑張りたいと思います。

(2005年12月現在,神奈川県内の養成施設に在籍,4年生)

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