私は、幼少の頃から治療のため定期に通院していたこともあり医療の世界は身近に感じていました。
しかし、進路選択は自然科学への興味もあり理系の一般大学に進みました。大学在学中、これまで継続してきた治療が終盤を迎えると、今までを振り返り改めて長期的な視点で支えてくれた主治医への感謝とともに人の人生に関わって支援していく職業に興味をもち、リハ職を志望するようになりました。
そして大学近くの温泉病院(かなり有名な病院と後で知る・・・)でPT・OTの見学をさせて頂きましたが、ADL室の様子や対象者との関わりを見て、OTのほうが私のなかで人を支えるイメージと重なることと、より人の気持や暮らしを大切にするように感じたことからOTを目指すことに至りました。
(作業療法士・16年目)