Category: KAOT:リハヘッドライン
NICTなど、脳の活動を基にした客観的な統合失調症の推定手法を開発(マイナビニュース 2015/7/28)
http://news.mynavi.jp/news/2015/07/28/283/
《概略》
・安静時の脳内の活動を脳画像データにて類似性で色分け(モジュール化)することで統合失調症者群と健常者群の特徴的な脳部位モジュールの推定に成功
・従来モジュールは個人の構造のバラつきが大きいことから、集団を特徴づけるモジュールの推定は出来なかった
・今回の研究によるモジュールの推定は脳画像の客観的な診断法に繋がり、診断の補完につながる
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餓死状態はアルツハイマー病に悪影響を与える(マイナビニュース 2015/7/14)
http://news.mynavi.jp/news/2015/07/14/607/
《概略》
・神経変性疾患は細胞内外の異常たんぱく質の蓄積が原因とされるが異常たんぱく質の除去細胞機構としてオートファジーがある
・オートファジーには2種類が存在し、誘導性オートファジーに関しては脳内に存在しないとされていたが、技術の開発により脳内の存在を発見
・飢餓により誘導性オートファジーの過度な活性化はベータアミロイドを溜め込みアルツハイマー病態を悪化させるリスクがあることも発見
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ADHD、脳血流から判定 診断制度8割 中大など開発 (朝日新聞Digital 2015/7/3)
http://www.asahi.com/articles/ASH6Z5T4NH6ZULBJ01X.html
≪概略≫
・中央大学と自治医科大学のグループが、脳の血流を測ることで注意欠陥・多動障害を見分ける方法を開発したと発表。
・ADHDの子供は、「我慢を強いられる」活動で前頭前野がうまく働かないとされており、ゲームを利用して脳の血流変化を測定した。
・血流変化による診断制度は8割で、今後、行動観察に加えて補助診断ツールとして使用できるよう精度を高めていくと話す。
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順天堂大など、脳損傷時の記憶障害の程度を予測する方法を開発(マイナビニュース 2015/7/1)
http://news.mynavi.jp/news/2015/07/01/521/
《概略》
・記憶課題遂行中のサルの脳活動をfMRIを利用し領域の同定。領域がネットワークを形成していることを発見
・活動領域のネットワークの変化を定量的に予測するアルゴリズムを開発し、脳の情報処理の中心的な部位を特定
・これらの研究は後遺症の程度やリハビリ方針の最適化に役立つことが期待される
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