私が作業療法を選んだ理由は、「母親と同じ職業は嫌だったから」という、今から考えるととてもひどい!理由でした。それを母にも言っていたのに、特養で看護師をしていた母は、それだったらこんな仕事はどう?と作業療法士を提案してくれました。
もともと、手作業など細かい作業が好きだったのもあり、「作業」が治療になるなんて、向いているんじゃないかと、やや安易な気持ちから受験勉強に入りました。
今にして思えばひどい理由から入ったこの道ですが、作業を通していろいろな人の人生に関わることができる素敵な仕事にとっぷりとはまっています。
(作業療法士・13年目)