Category: 福祉用具でイイんかい?

HCR2021 相談コーナー活動報告

 例年お届けしているHCRの活動報告ですが、今年は例年より少し遅い、と感じた方もいるのでは…

 そうなんですHCR開催そのものが11月、という異例の遅さ。
ん十数年対応していてはじめての11月開催でした。



 さらに今年は会場も例年より縮小の「青海展示場」
また感染対策で間隔を広くとったため出展者数も半分以下。
 相談コーナーも例年の1/3ほどでした。

 とはいえ「入所中の母の手が拘縮しているが、市販のスポンジ状のグリップはサイズが合わなくて困っている」「視覚障害があり、カップ麺の最適な湯量の調整が難しい」など生活のお困りごとが寄せられました。



 普段なかなかお会いできないかた、生のお声を聞く貴重な機会です。

 来年は通常通り開催予定のようで、また秋の報告をお楽しみに!

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpc/at/2021/509

福祉用具支援システム★定期便★

みなさん、こんにちは!

朝晩は寒さも増したなと感じる今日この頃。

先日は一年越しのHCRも開催されました!

沢山の発見があったかと思います。

 

私はつい先日、近所のスーパーで

なるほど!この手があったか!という発見をしました。

それがこちら…

なんと、粘着マットを袋を開ける道具として設置されておりましたーーー!

目的はコロナ対策として非接触で使える方法として設置しているようです!

この粘着マットは100円均一でも売っております。

 

私達の生活の中にも実はこの様な一工夫が沢山隠れているのですね〜!

定期便では日々の生活の中で発見した工夫や情報なども発信して行きたいと思っております。

 

皆様にも、小さいけどこの一工夫で楽になった等のご経験はありませんか〜?

ぜひ、ぜひ皆さまのアイデアを教えてください。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpc/at/2021/506

「知れば差がつく福祉用具セミナー」が開催されました!

「知れば差がつく福祉用具セミナー」が開催されました!

みなさんこんにちは!

10/30に福祉用具対策班主催の「知れば差がつく福祉用具セミナー」がオンラインにて開催されました。

講師をして頂いたのはイムス横浜狩場脳神経外科病院で勤務されている作業療法士の

金原衣理子 先生!!

福祉用具の基礎的な概論から、ADL(今回は食事・排泄・入浴)に焦点を当てた評価のポイント、事例を通した福祉用具選定、自助具作成のポイントを講義して頂きました。

作業療法士なら身近な存在である福祉用具ですが、改めて

どういったものなのか?
どういう効果があるのか?
何を考えて選べばいいのか?

などを学ぶ機会となりました。
適切な福祉用具を選択することで対象者様の生活の幅や、できることの可能性を広げることができるのだと感じました。

さらに研修内で、株式会社フロンティアさんに福祉用具の実物を紹介していただき、班員が体験するコーナーも設けさせていただきました。



こんなものまであるのか!と目からウロコのラインナップでした!
個人的に気になったのは有限会社アジャストさんのデンチャーブラシ!!



ありそうでなかった入れ歯掃除用の福祉用具です!形はマンゴーをイメージしているそうで、レモンバージョンもあるとか、、、。


私たちも新しい発見ばかりの研修会となりました。
頑張ってリハビリをしても届かなかった目標へのあと一歩を、福祉用具が埋められるかもしれません。
まさに、知れば差がつく内容だったと思います!!

ご講義してくださった金原先生

福祉用具紹介にご協力してくださった
株式会社フロンティアの比企野様

研修会に参加してくださった皆様
に心から感謝申し上げます。


ここからは裏話ですが、
今回の研修企画にあたり、コロナ禍の最中
対面研修にするか、オンライン研修にするか
最後まで悩みました。

福祉用具は実際に触れてもらった方がわかりやすいということもありギリギリまで対面での研修も検討していましたが、
やはり感染対策を第一に考え、オンライン研修とさせていただきました。

ただ班員たちは運営のため集まっていましたが、慣れないオンライン研修に四苦八苦表情嬉しい汗

研修中もマイクがoffになっているにも関わらず、みんな小声で喋ってました。

司会の班員も緊張で背筋がピンと伸びています!



しかしながら、今回の研修会を通して、色んな形で福祉用具の魅力を発信できることもわかりましたので、今後の福祉用具対策班主催研修も楽しみにしていてください手

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpc/at/2021/499

「国際福祉機器展で皆さんに見てきてほしいベッドがあります」

こんにちは。福祉用具対策班です。

来月はいよいよ国際福祉機器展(https://hcr.or.jp/)ですね!

さて、私は業務の調整がどうしても難しく、今年は行くことがかないません。

そこで、皆さんに見て体験してきて欲しいベッドがあります。

「Emi(エミ)/シーホネンス株式会社」

 

※引用:在宅介護向けベッド Emi | シーホネンス[医療・介護用品/福祉用具の販売]
http://www.seahonence.co.jp/hp/bed03/Emi_characteristic.html

 

こちらのベッド、ヘッドレストの角度を電動で変えることができるんです。

皆さんも食事などギャッジアップする度に枕を替えたりタオルを入れたりとポジョニングに苦心していることと思います。

今まで、家族や施設の職員から「大事なこととはわかっていても、食事やお茶を飲むためだけにポジョニングするのは面倒」と言われることが何度もありました。

このベッドならリモコン操作で頚部の角度を調整することができる上、その角度も数字で表示されるため、家族や施設でも頚部の調整を簡単に行うことができるかもしれません。

足上げ時の足先がフラットになったり、背中をギャッジアップする際の滑りを防止する機能が付いていたりと、電動ヘッドレスト以外にも見所がたくさんありそうです。

シーホネンス社製のベッドはEmiの他にも、電動でヘッドレストが調整できる「AXシリーズ」や手動でヘッドレストに角度がつけられる「和夢 彩」がありますので、気になった方はぜひ国際福祉機器展やシーホネンス社のホームページ(http://www.seahonence.co.jp/index.html)をご覧になってくださいね。

 

福祉用具相談支援システムでは皆様のご相談をはじめ、ちょっとした生活の工夫や環境調整の事例がたくさん集まっています。もちろんご自身の事例を登録することもできます。ぜひ、ご覧になってください!

福祉用具相談支援システム

https://www.jaot.info/

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpc/at/2021/494

福祉用具相談支援システム★定期便★

みなさん、こんにちは!

福祉用具相談支援システムです。

最近は秋晴れの日が続き気持ちがよいですね!

そろそろ冬支度をされる方もおられるかと思います(^^)

季節の変わり目は生活を振り返り、整理整頓をするきっかけにもなりますね!

この機会に、お困り事も一緒に整理してみませんか?

 

福祉用具相談支援システムでは、ちょっとした工夫や環境調整の事例がたくさん集まっています。またご自身の事例を登録することもできます。何かヒントが見つかるかもしれません!よければご覧になってみてくださいね。

https://www.jaot.info/

 

最後まで読んでいただき ありがとうございました!

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpc/at/2021/492

「車椅子の車輪を握っちゃうんで手が汚れちゃうんです」

こんにちは。福祉用具対策班です。

「認知症の利用者さんが何度言っても車椅子のハンドリムを使わず車輪を握ってしまい手が汚れてしまうので何とかしてほしい」と言われたら、皆さんはどうしますか?

ハンドリムを使ってもらうように練習する?

床をきれいに掃除する?

車椅子を別の機種に変更する?

その人の個性や環境によって様々な対応があると思います。

ちなみに私が相談された時はこうしました。

 

ハンドリムにダイソーで売っている「ぶつかり防止クッション」を取り付けました。

「ぶつかり防止クッション3・5cm×40cm

https://jp.daisonet.com/products/4549131243376

ハンドリムを使わない理由はご本人に聞いてもはっきりとわかりませんでしたが、手が小さい方だったのでハンドリムが細く滑り止めの凹凸がかえって掴みにくさを生じさせているのではと思い装着してみました。

果たして仮説が正しかったのかはご本人に確認してもやっぱりはっきりと分かりませんが、ハンドリムを使ってくれるようになりました。

安価で取り替えも簡単なので、フロア職員の負担も少なく済みました。

 

じつは、福祉用具相談支援システムの「生活行為工夫情報」には、こんなちょっとした工夫や環境調整の事例がたくさん集まっています。またご自身の事例を登録することもできます。今回紹介した事例も登録していますので、よければご覧になってみてくださいね。

福祉用具相談支援システム

https://www.jaot.info/

 

最後まで読んで頂き ありがとうございました!

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpc/at/2021/486

福祉用具相談支援システム★定期便★

皆さん、こんにちは。

福祉用具相談支援システムです!

9月になり朝夕は涼しく、日が暮れるのも早くなったなと感じる今日この頃。

コロナ対応で日々大変な状況と思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

今月の定期便はコロナの影響をプラスに変えて新しい試みのお知らせです!

今年は一年越しの東京オリンピックが開催されました。

実は、福祉用具にも世界的なイベントがあります。

それは…

 

【国際福祉機器展(HCR)】

なんと、新しい試みとして会場とオンラインのW開催です。

詳細→  https://hcr.or.jp/

 

会期は会場:2021年11月10日(水)~11月12日(金)

オンライン:2021年10月11日(月)~12月10日(金)となっております。

いずれも来場、閲覧にあたってはweb上での登録が必要です。

登録は2021年9月27日(月)10:00~登録開始予定です。

会場には東京、神奈川、千葉、山梨の作業療法士会が合同で相談ブースを出展する予定です。

日々の疑問や悩み事など、どんなんご相談でも大歓迎!他県の作業療法士の方々と交流ができる貴重な場にもなるかと思います。

感染対策をしっかりと行い心よりお待ちしております。

 

 

福祉用具班相談支援システムでは、モデル事業の事例登録を募集しています!

まずはサイトに登録、閲覧してみてくださいね。

   

 

最後まで読んでいただき ありがとうございました。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpc/at/2021/483

らくらく!移乗介助で使える道具をご紹介!

こんにちは♪

福祉用具相談支援システムです(^^)

 

残暑の厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

感染症も危機的な状況で、対応に尽力されている皆様には、心より感謝申し上げます。

さて、最近なぜか移乗に関するご相談を受けることが多く、スライディングボードのご紹介をしたいと思います!

★イージーグライドSS(パラマウントベッド)

幅200mm×長さ450mmで小さいタイプ

 

★フレックスボード(ラックヘルスケア)

臥位のまま2人介助で持ち上げない介助ができるタイプ

異なる場面で使えるものが増えましたねー

 

 

そしてこういったものも

★テイコブ移乗用介助ベルト(幸和製作所)

画像は公式サイトから引用しています。

自立支援かつ、このご時世ですから、近づかない介助も見直されているようですね。

 

福祉用具班相談支援システムでは、モデル事業の事例登録を募集しています!

まずはサイトに登録、閲覧してみてくださいね。

 

最後まで読んでいただき ありがとうございました(*´▽`*)

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpc/at/2021/475