Category: 福祉用具相談支援システム

生活行為工夫情報をお気軽に見れる機会がありますよ~

皆さま、こんにちは。

10年ぶりの大寒波により日々冷え込みますがいかがお過ごしでしょうか?

福祉用具相談支援システム班のブログでよく耳にする言葉…

それは…! 生活行為工夫情報

なんと、2月に生活行為工夫情報のオンライン事業説明会が開催されます!!

OT協会と県士会員であることが条件にはなりますが、参加費は無料です。

ブログ上ではよく見る言葉だけど、いまいち分からない方も多いかと思います。

今回の説明会は生活行為工夫情報とは何か、そしてより多くの方に知ってもらいたいと企画されました。また、いつもなら入会している県の工夫情報しか閲覧できませんが、事業に参加している他県士会の工夫情報も見て、聞く事ができる貴重な機会になっております。

ぜひ、皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

 

福祉用具相談支援システムでは皆さまのアイデアやお困りごと、ご相談も引き続き大募集!

こちらのページもご覧いただけたら幸いです。

福祉用具相談支援システム – これでエイド! (kana-ot.jp)

  

 

 

最後まで読んでいただき ありがとうございました。

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「機能訓練の相談を受けることもある」

こんにちは。福祉用具相談支援システム班です。

私は訪問領域で働いております。そこでは利用者さんから日々様々な相談を受けます。OTだからといって、生活や環境面だけの悩み事だけでなく、機能訓練についても相談を受けることは少なくありません。

先日、機能訓練型デイサービスに通っている方から「自主練習でタオルギャザーをする様に言われたんだけど…」と切り出され、あー、家でもやるのを見てほしいのかな?なんて思っていたのですが、

「タオルギャザーのタオルを濡らしたり床に敷いたり…それが大変だからやる気にならない。洗濯物増えるし」

と、斜め上の相談でした。実は以前からタオルギャザーについて「準備が面倒」という話は結構聞いていました。

福祉用具班というのは、いつも「なにか役に立つものはないか」とアンテナを立てているものでして…。

いま、利用者さんにこれを試してもらっています。

  

これなら床に置きっぱなし&タオルの準備必要なし!

「床に置いたままだと掃除しにくい」と言われそうですが、そこはタオルを用意することと天秤にかけて頂こうと思います。

福祉用具班ではこのような些細な相談事も「福祉用具相談支援システム」にて対応しますので、どうぞお気軽にお問合せください。

また「生活行為工夫情報」では臨床のOTの様々な工夫事例を見ることができます。

詳細は下記をご参照ください。

  

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国際福祉機器展が開催されました!

皆さん、こんにちは。

10月5日~7日の3日間、ビックサイトにて国際福祉機器展が開催されました!

今年は自助具の部屋とコラボ、ジェスチャインタフェースのデモも

 

国際福祉機器展2022が10月5日~7日の3日間、東京ビックサイトで開催されました。入場者数は計88000人(コロナ前の7~8割程度)となりました。WEB開催は11月7日まで開催されており、出展社の製品検索や各種セミナーがアーカイブ視聴で可能なので、皆さん、アクセスして下さい(アドレスはhttps://www.hcr-web.jp/)

相談件数は38件あり、80代の女性から「夫が転倒した時、どう起こせばいいか」など我々が日頃、悩んでいる事のほか、セラピストから難病のケースの相談を受け、福祉用具を色々と試す場として自治体の地域支援室を紹介したりなど、時間をかけて相談に応じました。

 

今回、OT協会は大阪の「自助具の部屋」と同一ブース内で相談コーナーを設置しました。自助具の部屋とは材料費と送料相当で、自助具を作成してくれるボランティアグループです。自助具が多数展示してあり、自助具製作のセミナーなども開催しているため、非常に人の集まり、OT協会の相談コーナーにも人が流れてくる動線ができました。

 

また、同一ブースに重度運動機能障害者支援のためのジェスチャインタフェースAAGI(Augmentative&Alternative Gesture Interface)のデモが展示されました。これはユーザーがジェスチャによって、パソコンや室内設備の操作を可能にするというものです。例えば足しか動かない脳性麻痺のケースでは、足の動きをカメラでセンシングしてパソコン操作をしたり、スカイプを使ってテレビ電話をしたりしていました。現在、カメラ(約35000円)を購入すれば、アプリケーション・ソフトは無料で利用できるようになっているので、皆さん、気になるケースがいたら産業技術総合研究所(http://gesture-interface.jp)までアクセスしてみて下さい。

 

また、相談支援システムでは皆さまの工夫アイデアやご相談をお待ちしております。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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爪きりのご相談

先日福岡県作業療法士会から

「爪切りの方法に関するお問い合わせ」が、神奈川県のかたから来ています、とご紹介がありました。

色々工夫しているけれどなかなかうまくいかず、なんとか福岡県士会のHPへたどり着いたとのこと。

(ここは我々の情報発信の至らなさを反省しつつ、、、)

メールで詳細なご様子と、さらにお写真までいただけたので、

1つの方法としてこちらをご案内しました。

 

(イラストが・・・なのはお許しください)

「切る」ではなく「削る」

わたし自身も最近は「削る」派で、

時間は要するけれど切るよりは安全ですし、

今はネイルケアが浸透す電動やすりも多くあるのでこのような工夫をお伝えしました。

そして今回、こちらへの掲載許可をお願いしたところ

「ひとつでも人の手を借りずに自分でできるようになれば気持ちが明るく、前向きになりますのでぜひ」と快諾いただきました^^

 

会員のみなさんの中には

「いやいやもっといい工夫があるよ!」

「このような相談がきたら、誰かに相談したい」

という方もおられると思います。

工夫事例は、生活行為工夫事例へぜひ投稿を♪、ご相談は相談支援システムへお気軽に!

 

福祉用具相談支援システム・(生活行為工夫)モデル事業専用サイト

https://www.jaot.info/index.php

(ご利用には登録が必要です)

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【生活行為工夫情報(モデル事業)】についてのご紹介

皆様、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

今回、【生活行為工夫情報(モデル事業)】についてのご紹介をさせていただきます。

【生活行為工夫情報(モデル事業)】とは?

高齢者や障がい者だけではなく、生活行為に不自由さを感じている全ての方に向けて、

生活行為の改善に役立つ身近な用具の使用法や、動作方法の工夫などの紹介をする事業です。

 

 

現在は、モデル事業として行っており、県士会のホームページ上に掲載している【福祉用具相談支援システム】のサイト内から情報発信しております。

 

実際のホームページ上の画面は、このような画面となります。

 

福祉用具相談支援システムに登録をしていただくと、【生活行為工夫情報(モデル事業)】への投稿や確認ができますので、是非ご活用下さい。

 

 

福祉用具相談支援システムのサイト

https://www.jaot.info/index.php

 

 

文章だけでは、どのような事業なのかイメージがつかないと思います。

 

今回は、具体的に掲載している事例の一部のご紹介をさせて頂きます。

 

 

<タイトル>

薬袋が破けずに困っている脳梗塞の方に洗濯バサミを用いて薬の袋が切れた事例

 

 

<内容>

 

 

 

  • 図のように薬袋を洗濯ばさみで挟んで固定後、健側である右手で上部をハサミで切ることで薬袋を切ることが可能となりました。

 

  • 安定して行えるように洗濯ばさみはなるべく平らなものを選択しました。

 

  • 操作上の留意点としては、うまくハサミで切ることが出来ない場合もあるため、操作練習は何度か行う必要があることです。

 

  • 洗濯ばさみについては自宅にあるものか、100円ショップで購入することができます。

 

上記の内容が、モデル事業(生活行為工夫情報)の事例の一つとなります。

 

 

他にも色々と事例が追加されております。

 

ぜひ一度「福祉用具相談支援システム」を登録して頂き、事例を確認して頂けたらと思います。

 

また、事例については昨年に引き続き募集中ですので、ぜひ事例登録も行って頂けたらと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

福祉用具相談支援システムのサイト

https://www.jaot.info/index.php

 

 

 

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福祉用具相談支援システム お役立ち通信(vol.1)のご案内

皆様こんにちは。

福祉用具相談支援システム 神奈川県の相談アドバイザーの田畑雄吉と申します。

福祉用具相談支援システムの広報をさせていただきます。

 

県士会員の皆様には、11月~12月頃に県士会ニュースと一緒に、『福祉用具相談支援システム お役立ち通信vol.1』をお届けしました。見ていただけましたでしょうか?

 

まず、今回のお役立ち通信の内容の前に、福祉用具相談システムについてご紹介したいと思います。

簡単に説明すると、会員の皆様(相談者)が、神奈川県相談アドバイザーへ、Web(インターネット)を通して福祉用具に関する相談を行い、アドバイスをもらうことができるシステムです。

 

今回、配布された『福祉用具相談支援システム お役立ち通信vol.1』の作成の経緯ですが、

福祉用具相談支援システムを利用された、実際の県士会員の方が相談を通して、担当患者様からの要望であった片手で使用できる髪留め具を作成し、患者様へ無事に提供できた事例がありました。

 

作成した相談者と、助言をしたアドバイザー3名が実際に集まり、座談会の場を設けて、対象者支援のポイントや相談から解決までの経緯、相談支援システム活用方法について語り合いました。

その座談会の内容を記事にしたものです。

 

記事を読んでいただくことで、福祉用具や自助具などで困った際に、相談をする時のイメージがつきやすくなると思います。

お手元に記事がない方は、以下の文字をクリックすると、直接記事が閲覧できます!是非ご覧下さい。

 

☟☟☟お役立ち通信 表(表紙と登録方法)☟☟☟

文字をクリックすると、お役立ち通信 表(表紙と登録方法)が見れます!

 

 

☟☟☟お役立ち通信 裏(座談会記事)☟☟☟

文字をクリックすると、お役立ち通信 裏(座談会記事)が見れます!

 

最後に、患者様の生活をサポートするために、大きな力を発揮する福祉用具たち。OTにとっては強力な武器の一つです。

でも、数ある製品を患者様の状況に応じて使いこなすのは至難の業ですね・・・

 

「誰かに相談してみたい!」「もっとよい支援を考えたい!」「何かいい製品はないかな?」

そんな困ったときは、気軽に福祉用具相談システムを気軽に利用してみてください!

 

困難事例や特殊な事例だけでなく、福祉用具に関するどんな質問でもお待ちしています。

 

一人または少人数の職場で相談できる人がいない。身近に相談する機関がない方など大歓迎です!

皆様の相談をお待ちしています!一緒に解決していきましょう!

 

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福祉用具相談支援システムについて パート3

神奈川県相談アドバイザーの田畑です。(^O^)
今回は、

①福祉用具相談支援システムの紹介と、

②相談利用の際のワンポイントを紹介したいと思います。

(((o(*゚▽゚*)o)))

 

①福祉用具相談支援システムとは
簡単に説明すると、

県士会員の皆様からの質問を神奈川県相談アドバイザーの私たちが、Web(インターネット)を通して福祉用具に関する相談に答えるものです。

インターネット検索で「福祉用具相談支援システム」と検索すると出てきます。(URLはhttp://www.jaot.info/

(*´ω`*)検索してみてね。

 

今回は、登録方法の流れもご紹介します。

(1)まずは、全員が共通の登録用のIDとパスワードがあります。
ログインID:yokaot パスワード:ototを入力し、利用者登録をします。

まずは、これをしないと登録ができません!!!(´・ω・`)

 

(2)次に、個別のログインIDとパスワードを登録して相談が可能となります。
(個別のログインIDは協会会員番号となり、パスワードは登録時のEメールアドレスになります。)
*協会に入会していなければ利用登録ができませんのでご注意ください。(´;ω;`)

 

(3)相談項目を入力し、相談開始です!

②相談利用の際のワンポイントついて
相談する際に文字(言葉)だけでは、細かい点などを伝えきることが難しい状況がありますよね。

そのような場合でも大丈夫です。相談項目の欄に、デジタルカメラで撮影した写真を添付して相談していただくことが可能となっております。

(*゚▽゚*)なんとハイテク!
相談項目欄の、「ファイルアップロード」という欄から添付が可能となっています。(写真は3枚まで添付可能。)

より詳しい情報を頂けると、私たちアドバイザーも相談時の対応として情報提供が行いやすくなりますので是非ご活用ください。

 

 

今後ですが、福祉用具相談支援システムの利用をしやすくするため、県士会員の皆様にもっと相談しやすい環境を準備していきます。

患者さんの生活をサポートするために、大きな力を発揮する福祉用具たち。OTにとっては強力な武器の一つです。(`・ω・´)武器武器!

でも、数ある製品を患者さんの状況に応じて使いこなすのは至難の業ですね・・・

「誰かに相談してみたい!」「もっとよい支援を考えたい!」「何かいい製品はないかな?」

そんな困ったときは、

気軽に福祉用具相談支援システムを利用してみてください!(((o(*゚▽゚*)o)))相談お待ちしております!

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福祉用具相談支援システムについて パート2

福祉用具相談支援システムについての紹介(パート2)

神奈川県相談アドバイザーの田畑です。

これまで、福祉用具相談支援システムについては、県士会ニュースという紙ベースで広報を行ってまいりました。

今年度より、Webにてご紹介をしていきたいと思っております。

県士会ニュースを見逃してしまった方もいらっしゃると思いますので、過去の記事を再度アップしていきたいと思います。

 

福祉用具相談支援システムについてのご紹介です。

今回は、①福祉用具相談支援システムの紹介と、②実際の事例相談についての2点を紹介したいと思います。

まず、福祉用具相談支援システムについてご紹介したいと思います。簡単に説明すると、会員の皆様からの質問を神奈川県相談アドバイザーの私たちが、Web(インターネット)を通して福祉用具に関する相談に答えるものです。

 

このシステムの良い点を紹介したいと思います。それは、一人職場の方などや、経験年数が少ない職場の方などが、気軽に第三者の意見・アドバイスを聞いてみたいな!という方々に、是非オススメしたいと思っています。

 

次に、実際の事例相談についてご紹介したいと思います。具体的に、会員の皆様がどのような相談をしているのか、気になっている方も多いと思います。

 

今回紹介する相談事例は、四肢麻痺の対象者(基本動作、ADL動作はほぼ全介助だが、上肢はリモコン操作や手部を口元まで運ぶ随意運動は可能)を担当しているセラピストの方からです。常にベッド上で過ごされていることから、生活の中でポジティブに楽しくなる事ができるよう、対象者の方の希望の自宅の音楽CDを自分で好きな時に聞きたいという点に対して、方法を検討しているという相談内容でした。

 

具体的な対応提示としては、スマートフォンを使用し、操作はタッチパネル操作。また固定には、自転車用などのスマートフォン固定具の紹介、また購入に関しての金銭面での支援制度の紹介(収入が少なく経済状態が厳しい為)を行いました。

 

相談者のセラピストの方からは、「頂いたアイディアをチーム内に持ち帰り、試みてみようと思います。」という声を頂きました。相談終了後も、継続した相談も受け付けております。

 

また、今回は相談方法についての紹介も行いたいと思います。文字だけでの相談では、伝えきることが難しい状況があります。その場合、相談者より写真等を添付して相談していただくことも可能であり、文字では伝えきれないような、より細かい状況を伝えることができるシステムにもなっております。

 

最後ですが、患者さんの生活をサポートするために、大きな力を発揮する福祉用具たち。

OTにとっては強力な武器の一つです。

でも、数ある製品を患者さんの状況に応じて使いこなすのは至難の業ですね・・・

「誰かに相談してみたい!」「もっとよい支援を考えたい!」「何かいい製品はないかな?」

そんな困ったときは、気軽に福祉用具相談支援システムを気軽に利用してみてください!

 

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