Category: KAOT:リハヘッドライン
うつ病などに関わるドーパミンの産生神経細胞は2種類あった -京大と筑波大 (マイナビニュース 2013/8/9)
http://news.mynavi.jp/news/2013/08/09/187/index.html
《概略》
・精神疾患に深くかかわる「ドーパミン産生神経細胞」は作業記憶などの認知機能を担うグループと動物の動機づけに関わるグループに大別されると考えられ、ドーパミン神経系の異常により意欲障害と認知機能障害の併発を示唆する。
・研究チームはサルに作業記憶を必要とする線分課題を行わせ、正解時に報酬を与える。記憶すべき線分が提示された際はドーパミン産生神経細胞の活動は上昇し、記憶する必要のない線分が提示された際に活動上昇はみられない。
・作業記憶に関わる活動上昇は大脳基底核を構成する「黒質緻密部」の背外側部に分布するドーパミン産生神経細胞だけに見られ、それ以外の領域では報酬に関わる活動上昇だけが見られる。
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精神障害者の競技スポーツ団体、発足 フットサル開催へ(朝日新聞 2013/7/8)
http://apital.asahi.com/article/news/2013070800001.html
《概略》
・うつや統合失調症などの病気を抱える人のための競技団体を発足し、今年10月全国障害者スポーツ大会で初めて精神障害者フットサル大会を運営する。
・スポーツが精神障害に与える影響は解明中だがスポーツをすることで脳の機能を正常化すると考えられ、平均入院回数の減少認められている。
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奥歯失うとアルツハイマー病悪化 広島大、マウスで実験(朝日新聞 2013/7/5)
http://www.asahi.com/tech_science/update/0704/OSK201307040002.html
《概要》
・奥歯を失うとアルツハイマー病が悪化することを広島大が発表した。
・脳内でアミロイドβが蓄積した面積に差はなかったが、海馬の細胞数は歯を抜いたマウスの方が少なかった。
・「かむことによる脳への刺激や脳の血流量が減った影響ではないか。」と教授は話している。
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ダウン症薬、初の治験へ-生活能力低下を抑制(YOMIURI ONLINE 2013/6/29)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=80469
≪概略≫
・思春期以降のダウン症の人に見られる生活能力低下の抑制を目指す初の臨床試験をエーザイが始める
・アルツハイマー型認知症薬「アリセプト」を用いての治験
・治験は8月からで3~4年かかる見込み
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筋ジストロフィー症状の原因物質を発見 神戸大(産経ニュース 2013/6/21)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130621/bdy13062114370000-n1.htm
《概要》
・筋ジスの発症に生理活性物質「プロスタグランディン」がかかわっていることを発見した。
・プロスタグランディンによる炎症を抑える薬剤は多く存在しており、筋ジスの治療に役立つ可能性がある。
・4~15歳の患者と健常者で、プロスタグランディンの代謝物質を測定した結果、患者の代謝物質が増加し、歩行障害が進行する8歳以降で特に増えた。
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認知症を考える(ヨミドクター 2013/6/30)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=80206
《概略》
・日本の認知症患者数が460万を越え、推計の1.5倍に相当する。
・認知症患者の15%強が特別養護老人ホームに移行するが、現時点で待機者は数十万人待ちの状態
・今後、待機者数や待機期間の増加が予想され、それに伴い無理な在宅生活や劣悪な施設に放置されることが懸念される。
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精神疾患の脳機能計測に「光トポグラフィ」が有効(マイナビニュース 2013/6/18)
http://news.mynavi.jp/news/2013/06/18/232/index.html
《概略》
・うつ症状を伴う精神疾患の鑑別として「光トポグラフィ」を用い、測定すると大うつ病性障害では74.6%、双極性障害もしくは統合失調症では85.5%を正確に鑑別可能。
・精神疾患におけるうつ症状の鑑別診断は難しく、客観的な「バイオマーカー」(生物学的指標)の開発は期待されている。
・バイオマーカーの中でも光トポグラフィは簡便で侵襲性はなく、短時間かつ負荷少なく可能
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要介護の主原因「ロコモ」-整形外科学会がテスト作成(msn産経ニュース 2013/6/18)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130618/bdy13061807560000-n1.htm
≪概略≫
・寝たきりや要介護の主原因である「ロコモティブシンドローム(ロコモ・運動器症候群)」に将来なる可能性を判定するテストを整形外科学会が作成
・若い世代にも予防の大切さを呼びかけるのが狙い
・テストは25項目からなり、年齢相応かチェックできる
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