Category: KAOT:リハヘッドライン
統合失調症の認知障害、スピード判定・・・阪大が新手法(YOMIURI ONLINE 2016/9/2)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160902-OYTET50025/
≪概略≫
・統合失調症患者の認知機能障害の程度を簡単な知能検査で判定する手法を開発したと、大阪大と福島大のチームが発表
・今までは知能指数の検査に2時間ほどかかるため、あまり認知機能判定は行われていなかった
・チームは、知能指数の検査の13項目のうち2項目だけで患者の認知能力を精度よく予測できることを確かめた。
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ALS発症の仕組み、一端を解明…大阪市立大チーム(読売新聞 2016/8/25)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160825-OYTET50020/?catname=news-kaisetsu_news
≪概略≫
・全身の筋肉が衰える難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の発症の仕組みの一端を解明
・発症に関わる遺伝子変異は約20種類見つかっているが、発症の詳しい仕組みは解明していない
・遺伝子「オプチニューリン」を変異させ観察の結果、細胞の炎症を起こすたんぱく質が活性化して慢性的な炎症が起こり、細胞が死ぬことを突き止めた
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高次脳機能障害:責任能力は・・・交通事故後、万引き常習(毎日新聞 2016/8/2)
http://mainichi.jp/articles/20160802/k00/00e/040/205000c
≪概略≫
・交通事故の後遺症で高次脳機能障害を負った後、窃盗を繰り返すようになった女性が常習累犯窃盗罪に問われ起訴された。
・見えない障害とされる高次脳機能障害の責任能力が法廷で争われたケースは少なく、地裁の判断が注目される。
・高次脳機能障害では患者や家族をサポートする態勢が整っておらず、支援する作業療法士は「適切な支援も得られず、放置されてきたことが累犯の背景にある」と指摘する。
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細胞移植+リハビリ、慢性脊髄損傷に効果・・・慶応大が動物実験にて確認(YOMIURI ONLINE 2016/8/13)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160813-OYTET50000/
≪概略≫
・慶応大学の研究チームが、ケガから時間がたった慢性期の脊髄損傷でも、神経のもとになる細胞の移植とリハビリを組み合わせることで、治療ができることを動物実験で確認。
・脊髄損傷は、20万人以上いるとされる慢性期の患者では、細胞移植による効果が見込めなかった。
・3年後にはiPS細胞から作る細胞と医療用ロボットを活用するリハビリを組み合わせた臨床研究の実施を目指す。
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においかぎ分ける遺伝子を発見…脳梗塞後遺症治療に役立つ可能性(読売新聞 2016/8/12)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160812-OYTET50006/?catname=news-kaisetsu_news
≪概略≫
・脳の前部のにおいを感じる組織「嗅球」にある「 顆粒細胞」という神経細胞の「5T4」という遺伝子に注目
・顆粒細胞は5T4の働きにより情報処理の回路を作ることが判明
・5T4の働きを薬などで操作可能になれば傷ついた脳の回路を再生し後遺症を抑える治療法の開発が可能になりえる
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太っていなくても生活習慣病になる人は骨格筋の質が低下 – 順天堂大(マイナビニュース 2016/8/2)
http://news.mynavi.jp/news/2016/08/02/112/
≪概略≫
・太っていなくても生活習慣病になる人の原因に骨格筋の質の低下重要でである可能性を明らかにした
・アジア人においては生活習慣病になる患者の多くは非肥満者であることが多い
・太っていなくても心血管代謝リスクを合併する人は、骨格筋インスリン抵抗性が病態として重要である可能性が明らかになった
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