先日行われた「認知症をにんちしよう会」の景品で用いられた「お花マグネット」をactivityで紹介します。
<材料>
ペットボトルキャップ、リボン(両面テープがついたもの)、マグネット、紙粘土(茶色や緑だと綺麗に作れます)、造花、ラッピング袋、はさみ
※すべて100円均一で揃います
※リボンに関して、両面テープを自分でつけて貼る方法もあります。しかしはがれやすいため、グルーガンで止める必要があります。
<作り方>
①ペットボトルキャップの外側にリボンを柄のついたテープを貼る。
②ペットボトルキャップの中にマグネット入れる。
③紙粘土を敷き詰める
④造花を適切な長さに切る(造花の柄の長さは0.5cm~1cm程度だとコンパクトにまとまります)
⑤挿す
⑥完成
⑦ラッピング袋に入れる。
<段階付け>
花の種類を少なくする→花の種類を多くする
柄の長さを予め切っておく→自分で調整して切ってもらう
見本を真似る→自由に作成する
<特徴>
見栄えがよい作品が出来上がります。
他者へのプレゼントとしても好評です。
柄の長さを大体揃え、隙間なく埋めると綺麗に仕上がります。
道具は100円均一で揃います。
対象者のセンスが光ります。
<注意点>
巧緻性が低下することで花と花の隙間できやすくなります。その他、隙間に花を埋めようとした時に、しっかりと刺さっていない事がありますので注意が必要です。
<適応可能な状態像>
短期記憶が低下している方でも可能です。(昔華道をされていた方は上手かもしれません、試した事はありませんが…)
段階付けにて難易度を下げる事で、多くの方が対象になります。
<投稿者からの一言>
一回の介入時間で作成することができます。
贈答には持ってこいの活動だと思っております。
柄を切る作業は握力も必要になります。高齢者だと難しい場合があるので、切ってから渡すとよいです。
最初の見本作りは手こずると思います(花の種類と配色、柄の長さを難しく考えてしまうため)。対象者に提供する際は、難易度設定を一番低くしてから提供すると上手くいきます(^^)