『臨床で把握しよう!手指の評価と治療~拘縮の病態とそのアプローチについて~』

令和3年9月26日の学術部主催スキルアップ研修はZoomによるオンラインセミナーで開催され大変多くの方が参加して下さりました。今回は作業療法士の青木啓一郎先生をお招きして、手指の評価と治療について誰もが一度は悩んだ事のある“拘縮”に焦点を当て講義をして頂きました。

講義内容として手指の評価、拘縮の病態生理・鑑別、アプローチを運動器疾患や脳血管疾患それぞれの特徴を踏まえて説明して下さりました。先生が臨床の中で培ってきた考え方や拘縮に対する治療の基本から応用までをスライドと実演を織り交ぜながら講義して頂きました。また昨今、話題となっている Fascia による制限要因についても触れて頂き、新人からベテランまで最新知識のアップテートができる内容だったと思います。

今回の講義は多くの事前質問が寄せられた為、先生にはスライドを作成して頂き、そのすべてにお答えして頂く事が出来ました。参加者の皆様におかれましては大変実りのある時間だったと思います。学術部のスキルアップ研修班では、臨床での悩みが1つでも解決できるような研修会を今後も開催していければと思います。(文責:加世田)

-Zoomでの講義の様子-

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生活をみるってどういうこと?〜地域生活に向けたリハビリテーションのあり方について〜を開催しました!

今回の学術部主催の研修は神奈川リハビリテーション病院の一木 愛子先生をお招きし、zoomにて開催致しました!

他県士会〜学生まで多くの方に参加して頂き、大変好評でした!!!

一木先生は退院後の生活を支援するにあたって、入院期のリハビリテーションのあり方、具体的なアプローチ方法まで幅広く講義して頂きました。

作業療法士として退院支援を行うにあたって、患者を取り巻く環境(物理的・人的)を捉え、具体的にどのような生活を送るか明確にする事が重要であることを学びました。

機能訓練やA D L訓練のためのリハビリテーションではなく、その人らしい生活とは何かを考え、安心安全に生活を送れるよう支援していくことこそが作業療法士としての醍醐味であり、魅力だと感じました。

また、今回からオンライン決済やコンビニ支払いなどが可能になったため、よりスムーズに研修会へ参加できるようになりました!

コロナ禍で対面での講習会が開催できずにいますが、ご自宅で気軽に受講できるのがオンラインの利点だと思います。今年度も残りわずかとなりましたが、皆様のスキルアップに繋げられるよう研修会を開催していきたいと思っております。今後とも宜しくお願い致します。
(文責:中黒)

 

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学術部主催スキルアップ研修会(身障分野)をオンラインにて開催しました!

6月13日に学術部主催で昭和大学横浜市北部病院の渡部喬之先生から,「新人でもわかる脳卒中患者の作業療法の実践〜画像所見から読み解く身体機能や高次脳機能,ADL まで〜」と題して研修会を行いました.

 

今回,渡部先生はご自宅から,部員は事務局からzoomを使用したオンラインで開催しました.研修会終了後は福利部主催による新入会員オリエンテーションを実施し,県士会理事との交流会が行われました.

 

渡部先生による講義では、画像所見の読み解き方からアプローチ方法まで講義してくださり,次の日の臨床ですぐに活かすことのできる内容ばかりでした.今年度もオンラインを使用した研修会を数多く企画しておりますので,是非ご参加ください!!

 

 

※今回もスタッフのみ事務局に集まり、オンライン配信にて実施しました‼︎

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「臨床研究のはじめかた  ~忙しい業務の中でどのように臨床研究を行うか~」を開催しました!

 今回の学術部主催の研修は北里大学病院の南里 佑太先生をお招きし,zoomにて研修会を実施致しました!

南里先生は研究の基礎知識に加えて,具体的な進め方についてお話ししていただきました.文献検索の方法や評価用紙の工夫点など,研究のみならず普段の臨床でもすぐに生かしていけるようなヒントも沢山教えてくださいました.

また,忙しい臨床の中で何気なく行っている業務を充実させて「教育」「研究」にリンクしていくことが大切であると学ばせていただきました.

 研修会最後には,チャットや音声機能を利用した質疑応答の時間を設けていただきました.普段,講習会のような場で発言する事が苦手な方でも気軽に先生とコミュニケーションをとることができるという事もオンラインでの研修会の良いところなのではないかと感じでいます.
 今後もコロナ禍の中で大変な時期が続くかと思いますが,皆様のスキルアップに繋げられるような研修会を開催していきたいと思っておりますので,是非受講していただけたらと思います!今後とも宜しくお願い致します.
(文責:上原)

 

―講義の様子―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感染対策のため事務局に先生をお招きし、スタッフの人数も最小限に抑えて講習会を実施致しました!

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『作業療法士ができる身体障害者へのハンドリング』を開催しました!

今年度最後の学術部主催スキルアップ研修会は,横浜市立大学附属市民総合医療センターに勤務されており,活動分析研究会でもご活躍されております,坂本安令先生をお招きして臨床35年目のベテランのハンドリングをご教授頂きました.

本研修会では,実際の臨床で経験する状況を踏まえたハンドリングの活かし方を,受講生からの質問事項を中心に講義・実技を行って頂きました.

まず初めに,『ハンドリング』についてご講義頂きました.座学では,ハンドリングとは『対象児・者との大切なコミュニケーション手段であること』,『上肢機能の問題や潜在能力を発見するスキルであること』,また『上肢機能の目標を達成させるための準備・促通手技の一手段であること』を学ばせて頂きました.実技では,参加者同士で筋・骨・体節の触れ方や誘導方法を体験させて頂きました.

次に,『ハンドリングにおける配慮点』についてご講義頂きました.座学では,『ハンズオンからハンズオフしていく際の段階付け』,『身体の大きさの違いによるハンドリングの考え方』について,自身の身体の使い方などを含めて学ばせて頂きました.実技では,相手の体型に合わせた身体接触の方法について学ばせて頂きました.

次に,『評価や介入のポイント・姿勢の分析』についてご講義頂きました.座学では,『様々な介入方法がある中で,1つのアプローチにとらわれず様々な評価や介入方法を用いることが大切であること』を学ばせて頂きました.また,実技では,姿勢分析を行う上で,様々な軸を元に写真の様な図に書き込んで考えることが重要である点を学ばせて頂きました.


次に,『個別の治療手段』についてご講義頂きました.実技では,片麻痺患者の上肢屈曲過緊張の緩め方について,肩甲骨周囲筋を中心に動かし方を学ばせて頂きました.また,失調のよる体幹の低緊張に対するタオルを用いたアプローチ方法も学ばせて頂きました.

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に,『肩甲骨に関連するハンドリング』についてご講義頂きました.座学では,『Scapula Setting』について学ばせて頂き,グループワークにて肩甲骨を安定する身体的条件について参加者同士で意見交換することが出来ました.また,実技では,Scapula settingの方法について学ばせて頂きました.

【参加者内訳】

 

 

 

 

 

 

 

 

【アンケート結果】

 

 

 

 

 

 

 

 

【アンケート一部抜粋】
・治療に関わる内容で大変勉強になりました.
・体験・体幹することの多い研修で楽しかったです.

アンケート結果からも,参加された皆様が大満足の内容でした.

講師の坂本先生・助手の木村先生・平山先生はもちろんのこと,参加者の皆様におかれましてもありがとうございました!

☆学術部からのお知らせ☆
神奈川県作業療法士会学術部主催スキルアップ研修会では,来年度も魅力ある研修会を多数開催予定です!

詳細は未定ですが,決まり次第HPへ掲載致しますのでお見逃しなく!

来年度も会員の皆様の為に貢献出来るように精進してまいりますので,今後ともよろしくお願い致します.

(文責:梶原)

 

 

 

 

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令和元年度 現職者選択研修(神奈川:発達障害領域)

こんにちは!県士会教育部です。

2020年2月2日、ウィリング横浜にて現職者選択研修(発達障害)が行われました。50名以上の参加者で、盛況の中行われました!講義内容は以下の通り。

講師 神作一実 先生(文教学院大学教授 専門作業療法士:摂食嚥下)
「1.小児領域における作業療法の評価と治療の実践について。」
「2.摂食嚥下機能の評価と治療」

解剖学や姿勢、道具の工夫など、様々な視点を交え講義がなされました。充実の内容であったと思います。貴重で有意義な時間となりました!

講義の様子です。

午後からは…。
講師 加藤直樹 先生(横浜医療福祉センター港南)
主な執筆:「発達領域におけるICT・AIの活用」OTジャーナルVol53 No.10.2019

「3.発達領域におけるICT支援の実際」

子供達の「できた!」をどのよう支援していくかを大切に、ICT・AIの活用はその手段のひとつとして作業療法士が積極的に介入していく事の大切さを学ぶことが出来ました!

講義の様子です!

講師 戸塚 香代子 先生(川崎市中央療育センター)
主な執筆:「ASD児への発達特性を生かした発達支援と生活支援」MB Med Reha No.237,2019

「4.自閉スペクトラム症を理解して支援するOTになるために」

最後の講義は、県士会の理事でもある戸塚先生より、自閉スペクトラム症の理解・支援について行われました。自閉スペクトラム症の有意義な援助が叶うよう、定型発達の理解、症状の特徴など様々な視点から掘り下げて講義が展開されました。

受講者様も積極的に質問、回答されていました。

以上4コマの講義でした。たっぷりと発達支援に関して考え、勉強する機会を得ることができたと思います。
今後も県士会員様の研鑽が有意義なものとなる様、努力して参ります。
宜しくお願い致します。
(文責 金木)

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『OBP2.0とCAODの実践について~作業に根ざした実践理論と作業機能障害の種類と評価~』を開催しました!

令和2年初の学術部主催スキルアップ研修会は,吉備国際大学保健医療福祉学部
で講師をされております,寺岡睦先生をお招きしてご講義頂きました.

まず初めに,『OBP2.0の概要』について講義して頂きました.
OBP2.0の特徴や機能についてわかりやすく講義して頂いただけでなく,グループワークを通してOBP2.0の思考方法に慣れることが出来ました.

次に,『OBP2.0の作業療法』について講義して頂きました.
OBP2.0で実際に使用する評価である『CAOD:作業機能障害の種類と評価』・『STOD:作業機能障害の種類に関するスクリーニング』・『APO:ポジティブ作業評価』・『OCA:作業的挑戦尺度』について学ぶことが出来ました.

最後に,『OBP2.0の多職種連携』・『OBP2.0の臨床活用』について講義して頂きました.
『信念対立』とは何か,自分自身と他者の間だけではなく自分自身の中で生じることなどの構造や,評価方法・技法について具体例を用いて講義して頂きました.『状況』と『目的』に応じて『方法』を考えることについても学ぶことが出来ました.

本研修会ではグループワークを多く取り入れて頂き,実際に同じ悩みを抱えている方々との意見交換を行うことが出来るような内容であり,若手からベテランの方まで大変参考になる内容でした.

~グループワークの様子~

【参加者内訳】

 

 

 

 

 

 

 

【アンケート結果】

 

 

 

 

 

 

 

【アンケート一部抜粋】
・OBPの実践を使っていきたいです。長野から来て良かったです。
・今回、作業療法業界で有名な先生の講義を聞くことができてとても良かったです。

アンケート結果からも,参加された皆様が大満足の内容でした.

講師の寺岡先生はもちろんのこと,参加者の皆様におかれましてもありがとうございました!

今年度最後の研修会が2月2日に開催されます.参加される皆様,心よりお待ちしております.

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第5回 明日から使える環境調整スキル研修が終了しました!!

皆さまこんにちわ!

今年度最後の明日から使える環境調整スキル研修が終了いたしましたのでご報告します!

今回のテーマは「コミュニケーションと嚥下」

1コマ目:「肢体不自由者へのコミュニケーション及びICT活用の支援について」というタイトルで川崎北部リハビリテーションセンターの濱口先生よりご講義頂きました。

内容はICT支援のプロセスを実践例も交えた話であったり支援機器の導入に関連した制度や社会資源と言ったご講義でした。

また福祉用具業者であるS.R.Dの寺田さんからも一つずつ意思伝達装置の説明を行なって頂き、とても分かりやすい内容となっていました!

スタッフとしてこのタイトルの研修会には多く参加しておりますが、毎年新たな情報が追加されており、今回も非常に勉強になりました。

今回実技では大きく分けて3つの枠に分けて行いました。

①文字盤:参加者同士での透明文字盤体験をする。利用者個々の訴えを正確にキャッチするツールとしてお話しいただきました。

初めて経験する方は、中々読み取れず時間もかかってしまいましたが、いざ現場に立つ時に、今回の様な経験が役立つのだろうなと思いました。

②様々な支援機器:入力装置(スイッチ)やコミュニケーション機器の操作体験をする。接点式や視線入力のスイッチ。似た機器にも、利用者個々に合わせたシステムとなっており、個別性に変化させる事が出来る機器だなぁと感じました。

ICT機器:iPadiPhoneをアクセシビリティ機能を使用して操作する。

身近な用具の中にもこんなにも優れた機能が付いているんだなぁと毎回感心させられます。

2コマ目:「摂食嚥下に関して」というタイトルで足柄療護園の猪川先生にご講義頂きました。

内容は嚥下に関する解剖学的な話から、実際にペアを組んで介助を行うと言ったものでした。現場での他職種連携の話では、介護をされる職員さんが主体的に取り組めるように食事に関する相談用紙の作成を行っていると話しており、まさしく「明日から使える」内容であったと思います!

 

またとろみ水を自分でつくってみたり、姿勢の違いで起きる飲み込みやすさの変化なども実際に体験しました。食事という一場面を切り取っても、セラピストが見るべきポイントが多くあるなと、再度実感させられました。

嚥下に関しても毎年新たな情報がアップデートされており、非常に勉強になる時間となりました。

追伸:毎年思うのですが、猪川先生の講義はとてもわかりやすくて、耳に届きやすい…STさんにはそういった極意があるのでしょうか。今度ぜひお聞きしたいなと思います。

今年度最後も大盛り上がりで終わることができました!!今年もあと僅かとなり、寒くなって来ましたがまた来年もよろしくお願いいたします!

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