BBC NESJAPANの2019年5月1日付で
「アルツハイマー患者、実は別の種類の認知症か=国際研究」
という記事が掲載されています。
要旨としては
米ケンタッキー大学のピート・ネルソン博士を中心とする国際研究チームが
生前にSDATと診断された認知症患者の脳を死後解剖した結果
LATE(Limbic-predominant age-related TDP-43 encephalopathy、大脳辺縁系優位型老年期TDP-43脳症)という病気が含まれていたことを医学誌「ブレイン」に発表したとのことです。
詳細は、ぜひ上記記事をご参照ください。
CBS大脳皮質基底核症候群など
臨床診断と病理診断が必ずしも綺麗に一致はしていないとは聞いていましたが
医学の進歩によって、より詳細に明確にいろいろなことがわかってくるということは
本当にすごいことだと感じています。
疾患概念は変遷される
目の前にいる対象者の方が最前線なのだと改めて思わされました。