皆さん、こんにちは。
10月5日~7日の3日間、ビックサイトにて国際福祉機器展が開催されました!
今年は自助具の部屋とコラボ、ジェスチャインタフェースのデモも
国際福祉機器展2022が10月5日~7日の3日間、東京ビックサイトで開催されました。入場者数は計88000人(コロナ前の7~8割程度)となりました。WEB開催は11月7日まで開催されており、出展社の製品検索や各種セミナーがアーカイブ視聴で可能なので、皆さん、アクセスして下さい(アドレスはhttps://www.hcr-web.jp/)。
相談件数は38件あり、80代の女性から「夫が転倒した時、どう起こせばいいか」など我々が日頃、悩んでいる事のほか、セラピストから難病のケースの相談を受け、福祉用具を色々と試す場として自治体の地域支援室を紹介したりなど、時間をかけて相談に応じました。
今回、OT協会は大阪の「自助具の部屋」と同一ブース内で相談コーナーを設置しました。自助具の部屋とは材料費と送料相当で、自助具を作成してくれるボランティアグループです。自助具が多数展示してあり、自助具製作のセミナーなども開催しているため、非常に人の集まり、OT協会の相談コーナーにも人が流れてくる動線ができました。
また、同一ブースに重度運動機能障害者支援のためのジェスチャインタフェースAAGI(Augmentative&Alternative Gesture Interface)のデモが展示されました。これはユーザーがジェスチャによって、パソコンや室内設備の操作を可能にするというものです。例えば足しか動かない脳性麻痺のケースでは、足の動きをカメラでセンシングしてパソコン操作をしたり、スカイプを使ってテレビ電話をしたりしていました。現在、カメラ(約35000円)を購入すれば、アプリケーション・ソフトは無料で利用できるようになっているので、皆さん、気になるケースがいたら産業技術総合研究所(http://gesture-interface.jp)までアクセスしてみて下さい。
また、相談支援システムでは皆さまの工夫アイデアやご相談をお待ちしております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。