毎年カブトムシの幼虫を販売しているのですが,今年は手元に残った子が多く,毎日続々と成虫になっています.カブトムシはとても力が強く,入れ物のフタを持ちあげて脱走.出勤すると部屋のあちこちでカブトムシが発見されます.虫が怖い私にとっては恐怖の館です.
でも,利用者さんはカブトムシが好きなようで,こまめに世話をしています.観察も怠らず,体長2センチくらいしかない小さなオスが元気に動き回っている,などと報告してくれます.自分から行動することが苦手な人も,カブトムシのところには足を運んでいます.興味は行動を引き出すのですね.
先日,匹数把握のために,オス・メスを別々の水槽に移し,「わかるようにしてほしい」と伝えると…ユーモアたっぷりに「殿方」「奥方」と書かれていました.温泉みたいですね.