足並みそろえてo(^-^)o

イメージ_カメ すてっぷななでは,9月と3月に利用者・家族・職員で面談を実施しています.個々の目標を確認し,半年の作業を振り返りながら「少しずつ目標に近付いてるね!」と言える場面にしたいのです.でも現実は… 本人の希望と家族の不安,支援者の思いが一直線になるためには相当のすり合わせが必要で,目標の設定自体がとても難しいのです.

 本人の希望は受傷・発症前の生活が大きく影響し,障害や症状よりも強敵だったりすることもあります.例えば,元々ゆる~い生活をしていた人に,規則正しい生活を…と言ってもどうにもなりません.越えられない壁?と私が凹むことも(´□`*)

 家族は受傷・発症当時の「怖かった」体験から,「生きててくれるだけで良い」という思いがあり,新しいことにチャレンジして本人が傷ついたらかわいそうだ…と不安な気持ちをぶつけてきます.

 そして支援者は,本人の希望と能力から将来の設計図を描いていきます.できるだけたくさんの可能性を想定しHappyになれる選択肢を探っていく,ちょっとした冒険です.

 面談を重ねるごとに,三者の思いが一直線に近付いていきます(難航する場合もありますが…).こうなれば,多少の困難があっても,めげることなく目標に向かって歩き続けることができます.足並みそろえて動ける日を目指し,頑張っていこうと思います.

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/nana/20