Steveです.
男子たるもの,いずれ銀座で飲み歩けるような身分に・・・と,バブルの終わりに世に出たボクは思っちゃうわけですが,一方,サラリーマンの天国といれば,そう! 新橋! サラリーマンの夢の道筋,新橋→→→銀座.若い人たちに,この感覚わかるかなあ?
今回取り上げた「銀座しまだ」は,まさにそんな気分を反映した店なわけです.
住所と名前こそ「銀座」ですが,実際は新橋駅から銀座駅に向かって2〜3分歩いた路地裏にポツンとあるこのお店は,実はミシュラン2つ星,3つ星のレストランなどで働いていらっしゃった島田シェフが作られた,ということです.
「美味しいかもしれないけれど,敷居が高いわ〜」とおっしゃる声が聞こえてきそうですが,このお店はなんと立ち飲み(テーブル席1つあり)なんです.
え?立ち飲みっていうと,某「◯の◯◯」みたいな? という声が聞こえてきそうですが,ここはチェーン店ではありません.立ち飲みで大量に客を入れ,回転数を上げるという手法ではないのです.お店のサイズは,4人がけテーブル席を除けば,ぎりぎり12人が立っていられる程度の広さで,隠れ家的,内輪的な雰囲気が漂っています.静かな大人の社交場といった体裁です.そしてとても贅沢な,素敵なお皿が庶民的価格でいただけます.
ボクが訪れたのは,HCRの帰り道,疲れた足に鞭打って立ち飲みに臨んだわけですが(それでも行きたかったんです,放っておいて下さい),行ってよかった〜! 定番の「からすみそば」もいただきました.そばにた〜っぷりのからすみがかかっていて,意外にも酒の肴に向いています.開店15分前ですでに4人待っていました.平日,木曜日で,です.
写真は,黒毛和牛のカツレツです.メチャウマでしたよ!
そんなわけで,神奈川県内じゃあないけれど,夢の銀座と天国の新橋,その間でも新橋にほど近いという立地において,店の雰囲気,内容もあこがれと現実の間(はざま)にあるような,でも気軽に入れちゃう,そんなお店です.なにせ席が少ないので,行くなら開店早々が狙い目ですよ!
最近のコメント