お初に御目文字します,Steveと申します.
著者の紹介にも書きましたが,70年代,テレビで「世界の料理ショー」をみるのが,とても楽しみでした.しかしなにせ当時小学生でしたから,料理番組なんて友だちはみな観ていなかったように思います.
さて,ぜひみんなに知ってもらいたい「世界の料理ショー」の魅力! ということで,少々押しつけ気味に紹介したいと思います.
【その壱】当時の一般家庭の食卓には憧れにしか映らない,豪勢な料理の数々!
「がちょうの丸焼きデンマーク風」なんて普通食べませんよ.でも作っちゃうんですから,30分以内で.それに今だからこそ近所のスーパーにも売っている食材ですが,70年代の日本ではまずお目にかかれないものが,次から次へと出てくるんです.それだけでもうボクには憧れ以外の何ものでもなかったのね.
【その弐】ワイン片手に調理しながら,アメリカンジョークの連発! この番組を際立たせていたのはなんといっても,このダブルタスクをいとも簡単にこなすグラハム・カーの魅力でしょう!
「金曜ロードショー」や「日曜洋画劇場」とかで,吹き替え映画を見慣れた70年代の小学生は,アメリカンジョークの弾幕をはられると,胸が穴だらけになっちゃう!もうバタンキューです.しかも決して姿をみせない,声も聞こえないスタッフのスティーブがボケ役なんです,なんて憎い演出かと思っていましたね.
ついでにカーの魅力をもうひとつ.それは派手なシャツとネクタイというファッションです.ふつうネクタイしながら軽快に料理はできませんよ.MOCO`Sキッチンだって,そんなことはしません.加えてね,カーってモミアゲが長いんですよ.わかります?派手なシャツにネクタイ,ジョークの効いたトーク,それとモミアゲ.そう!ルパン三世です! ちょっとオジサンになっちゃったルパン三世が料理作っているようなもんです.そりゃ観ますわな.
【その参】この番組は出演者が一人だけなんですね.グラハム・カーの一人舞台です.でも番組の最後にかならず会場からひとりだけ手にとり連れてきて,一緒にその料理を食べるんですよ.
どなたも「ワーオ!ワタシガ?!」という雰囲気で登壇するのですが,ボクがどれだけ羨ましかったことか.毎回ちょびっと悔しい思いを残して番組が終わるんです.
ほら,みなさんも観たくなってきちゃったでしょ? ぜひYouTubeで検索して下さい.あ,DVD-BOXも売っているようです.
ところで最近ようやくWFOT大会に向けて,世間が湧いてきています.開催時には全世界のOTが,ここ横浜へ集まるわけですね.
ということは,横浜のどこかで食べたり飲んだりするのでしょうね.みなさんの中にも,ご一緒される方がいらっしゃることでしょう.
さて,どこに行こうか?と困ったとき,このブログで知ったおいしいお店や食べ物を,紹介してみてはいかがでしょうか?
そんなときのため,とお節介にもはじめたブログです.
どうぞよろしくお願いします.
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