【結果がみえる!手指・上肢運動麻痺への徒手アプローチ】を開催しました!

2018年度最後の学術部主催のスキルアップ研修会は,『結果がみえる!手指・上肢運動麻痺への徒手アプローチ』を開催しました!

 

今回の研修会は、日本ではじめてアラバマ大学CI認定コースを履修された、湘南医療大学教授の田邉浩文先生をお招きして、『片麻痺者に対する上肢機能改善へのアプローチ』について講義して頂きました!

 

まず始めに、「CIセラピー」についてご講義頂きました。

 

脳卒中治療ガイドライン2015の上肢機能障害に対するリハビリテーションでグレードAであるCIセラピーについて、適応基準やプロトコル、アラバマ大学での履修経験等のご講義をしていただきました。

 

動画や実例を交えて紹介していただき、イメージが膨らみ全体像を把握しやすい内容でした。

 

次に、「徒手アプローチ」について実技を中心にご講義頂きました。

 

田邉先生が実践されているタナベセラピーとして、ピストンフィンガーテクニックや手指・肘などをはじめとした促通法、机上課題などの講義をしていただきました。

直接、田邉先生の指導を受け、体験しながら参加者同士で演習を行いました。

具体的なポイントや誘導方法、メカニズム等をご指導いただきました。

 

最後に、タナベセラピーのサポーターである片麻痺当事者の方々にもご参加いただき「徒手アプローチの実践」をご講義頂きました。

 

実際に当事者の方々にグループで治療演習を行いました。リアルタイムでの反応やご意見を頂きながら演習を行うことで、明日から臨床で活かせる大変貴重な時間となりました。

実技

実技

ー実技の様子ー

【参加者の内訳】

アンケート

 

 

 

 

 

【アンケート結果】

アンケート

 

 

 

 

 

 

新人からベテランまで、大満足の内容でした!

 

講師の田邉先生、アシスタントの石塚先生、サポーターの方々はもちろんのこと、参加者の皆様におかれましてもありがとうございました!

 

☆学術部からのお知らせ☆

2019年度、最初の研修会です!

 

【テーマ】急性期、回復期、生活期における活動・参加に焦点を当てた作業療法士の視点

〜個別性を重視した作業療法をどう展開するか〜

【日時】2019年6月16日(日) 10:00~

【会場】イムス横浜国際看護専門学校 JR 横浜線 東急田園都市線 長津田駅南口より徒歩7 分

【講師】済生会神奈川県病院 石川 哲也 先生(OTR)

 

急性期か生活期までの講義内容となっておりますので、若手の方はもちろんのこと、中堅からベテランの方まで、せひご参加ください!

また、神奈川県作業療法士会についての説明もありますので、新入職員の皆様におすすめいただければと思います。

2019年度も様々なスキルアップ研修を開催していきたいと思います!皆様のご参加をお待ちしております!

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