今年度3回目の学術部主催のスキルアップ研修会は,高次能機能障害のスペシャリストである専門作業療法士の森下史子先生をお招きして,『高次脳機能障害の作業療法~明日から使える、治療につながる評価の実際~』を開催しました!
森下先生には、臨床でも悩む事が多い「半側空間無視」及び「失行」について、2本立てでお話しして頂きました。
講義時間は3時間と短い時間ではありましたが、発生機序から様々な介入方法、評価結果から治療を構築する上での考え方など最新の知見を織り交ぜてお話しして頂き、まさに「明日から使える、治療につながる評価の実際」といった内容でした。
また、症例検討では具体的な臨床的思考方法もお話しして頂き、参加者の皆様におかれましても有意義な時間となったのではないでしょうか。
講義の様子
【参加者の内訳】
・1年未満 :18%
・5年未満 :42%
・10年未満:28%
・10年以上:12%
【アンケート結果】
・大変役立つ:59%
・役立つ :41%
講師の森下先生はもちろんのこと,参加者の皆様におかれましてもありがとうございました!
これからも神奈川県作業療法士協会,並びに学術部をお願いいたします.
☆学術部主催スキルアップ研修会のお知らせ☆
11月23日(金曜日・祝日)
『リウマチの作業療法 ~私たちOTにできること~ スプリント療法を中心に』
※11月の研修会に関しては11月6日が申込期限となっております。
余裕をもって参加申し込みをお願いいたします。
12月8日(土曜日)
『研究はじめの一歩 ~押さえておきたい研究周辺知識~』
2019年1月20日(日曜日)
『脳血管疾患に対する上肢機能アプローチ(仮称)』
今年度、学術部ではまだまだ魅力ある研修会を企画しています!
皆様、奮ってご参加のほど、よろしくお願いします!