『臨床で把握しよう!手指の評価と治療~拘縮の病態とそのアプローチについて~』

令和3年9月26日の学術部主催スキルアップ研修はZoomによるオンラインセミナーで開催され大変多くの方が参加して下さりました。今回は作業療法士の青木啓一郎先生をお招きして、手指の評価と治療について誰もが一度は悩んだ事のある“拘縮”に焦点を当て講義をして頂きました。

講義内容として手指の評価、拘縮の病態生理・鑑別、アプローチを運動器疾患や脳血管疾患それぞれの特徴を踏まえて説明して下さりました。先生が臨床の中で培ってきた考え方や拘縮に対する治療の基本から応用までをスライドと実演を織り交ぜながら講義して頂きました。また昨今、話題となっている Fascia による制限要因についても触れて頂き、新人からベテランまで最新知識のアップテートができる内容だったと思います。

今回の講義は多くの事前質問が寄せられた為、先生にはスライドを作成して頂き、そのすべてにお答えして頂く事が出来ました。参加者の皆様におかれましては大変実りのある時間だったと思います。学術部のスキルアップ研修班では、臨床での悩みが1つでも解決できるような研修会を今後も開催していければと思います。(文責:加世田)

-Zoomでの講義の様子-

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