作品No.33 薬包束ね (輪ゴムシリーズ)

作品
作品No.33 薬包束ね

製作者
さがみリハビリテーション病院 自助具係

目的
片手で、薬包などを輪ゴムで束ねる為に考案。

対象
片手が不自由な方、手指の巧緻性・筋力が低下した方

道具
電動のこぎり、ヒートガン、やすり

材料
塩ビ板(厚さ10mm)
※ 塩ビ板だと柔らかく、輪ゴムをはめた時に少し曲がってしまいます。厚めの塩ビ板やアクリル板を使用すると、輪ゴムを何本かストックしておくこともできます。

製作方法

1) 塩ビ板を電動のこぎりで切断する。 だいたいの長さは図を参照。(束ねる物の大きさに合わせても良い)
作品No.33 薬包束ね

2) 切断した部分と角をやすりで丸くする。

3) ヒートガンを使用し、底部分になる4㎝を残して立ち上げる。(1㎝程度残した部分は平らのままにしておく)
作品No.33 薬包束ね

使用方法
あらかじめ輪ゴムを留めておき、薬包を差し込みます。
作品No.33 薬包束ね

下に出ている部分(上の写真の矢印)を指で押さえながら、隙間の部分の輪ゴムをつまんで持ち上げます。
作品No.33 薬包束ね

コメント
塩ビ板を熱した時に成型していくので、軍手やタオル・缶などを使用して火傷しないように注意します。
押さえる部分はもう少し長くても良いかもしれません。束ねたい物の大きさに合わせて、サイズは調整して下さい。 

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