作品
製作者
介護老人保健施設えきさい横浜 有澤徹OTR
目的
片麻痺など片手のみでハンガーを使用できる
対象
脳血管など片手で日常生活を送っている方
道具
ペンチ、鋸カッター、千枚通し
材料
折り畳みハンガー、ワイヤーハンガー、突っ張り棒、紐
製作方法
- 折り畳みハンガーの輪になっている部分を鋸カッターで切断します(5cm程度)
- ワイヤーハンガーを解き、ペンチで切断します
- 突っ張り棒の中にあるバネをペンチで引き抜きます
- パーツ1にパーツ2を写真のように差し込みます
- 突っ張り棒の片側のゴムに千枚通しで穴をあけます
- パーツ4にパーツ5を写真のように差し込みます
- 写真のように紐で固定します
使用方法
- ハンガーの突っ張り棒を持ち、衣類の下からハンガーを差し込みます
- ハンガーの頭が出てきたところで、ハンガーを持ったまま、衣類を上肢に引っかけます
- そのまま竿などにかけて突っ張り棒を引けば、ハンガーが開きます
- 取り込む際には衣類の下から手を入れて突っ張り棒を押せば、ハンガーが縮みます
コメント
手を持ち換えることなく、使用できるのが利点です。ただし、衣類に挿入する際にコツと練習が必要になると思います。また、仕掛けの複雑化により、製作に手間がかかります。