作品
製作者
仲山ひとみOTS(昭和大学保健医療学部作業療法学科)
夜久風由香OTS(昭和大学保健医療学部作業療法学科)
山中美季OTS(昭和大学保健医療学部作業療法学科)
目的
空中での動作を少なくして、洗濯物を楽に干す。
対象
片麻痺の方・上肢切断の方・失調症の方
材料
ピンチハンガー・カラーリング・カーテンフック・針金・ヘアゴム
製作方法
- ピンチハンガーに付いている洗濯バサミを取り外す。
- 取り外した部分にカラーリングをピンチハンガーに取り付ける。
- ピンチハンガーから取り外した洗濯バサミの金具のリング部分にカーテンフックをかける。
- 洗濯バサミの片方のつまみの部分とカーテンフックを針金で動かないように固定する。
- カーテンフックの先端部分に針金をヘアゴムで固定する。(今回は低価格にするためにカーテンフックを使用したがピアノ線を使用し、より耐久性を高くすることが可能)
- カーテンフックの先端につけた針金の先を丸くヤスリで削る。
使用場面
〈洗濯物を干すとき〉
1.太腿や机の上に干したいものを置く。
2.作成した洗濯バサミではさむ。
3.洗濯バサミ本体とフックを接着した部分をつかむ。
4.洗濯ハンガー本体についているカラーリングに、針金をつけた洗濯バサをかける。
コメント
- とにかく安い!!(100円均一ショップで全て揃えることが可能)
- 立位でも座位でも使用が可能
- カーテンフックの形状によってカラーリングから洗濯バサミが落ちにくい!!
- カラーリングの大きさを変えることができる
- 風などのゆれに強く、洗濯物が落ちる心配がない!!
- カーテンフック+針金ではなく,ピアノ線などをこの形に加工することで耐久性も向上します