脳・神経解剖学シリーズ① とお知らせ

こんにちは!運転支援班です。

 

久しぶりの投稿になってしまいました…

 

少し期間が空いてしまった今回は、神経・脳の解剖学的情報をお伝えします。

 

神経・脳といっても説明するには膨大な情報となってしまうので、今後シリーズでお伝えできればと思っています。そこで、今回は、神経経路と脳についてをお伝えしようと思います。

 

 

神経は、大きく中枢神経(脳・脊髄)末梢神経(身体の各器官)に分かれています。

また、神経経路は①脳→骨格筋に運動指令を伝える      運動神経

        ②感覚受容器→脳に感覚情報を伝える    感覚神経

        ③無意識的に働き、呼吸・循環・体温の調整 自律神経

 

①運動神経

例)椅子に座っている状態→立ち上がる

理学療法士,PT,作業療法士,OT,言語聴覚士,ST,セラピスト,療法士,リハビリ,

 

 

 

(出展元:OTナガミネのリハビリイラスト集)

大脳(中枢神経)から「立ち上がるから、足の筋肉動かして」という指令(神経伝達)を骨格筋(末梢神経)に伝えて、実際に動作が起きるという仕組みになっています。

 

②感覚神経

例)

漢方医は決して「鎮痛剤がダメなら諦めて」とは言わない | かんぽう×美

(出展元:いらすとや)

足の甲(感覚受容器)が痛みを感知し、大脳に伝達を行う経路

そのため、神経経路のおおもとが脳となっています。

 

③自律神経

無意識的に身体をコントロールしている経路となっています。なかなか例がないですが、脈拍・腸運動など意識して動かせない所をコントロールしている経路となっています。

これらを自動車運転と結びつけると、

運転中は前後左右の風景を視覚情報として目(感覚受容器)を通して大脳に神経伝達を行う。

その情報を元にハンドル・ペダル操作を行うために運動情報を各筋肉に神経伝達を行う。

という流れになります。

 

人間はこの神経伝達を瞬間的に行っています。すごいですよね!!!!

そして、その処理をしているのが脳の中で起こっています。

脳については、次回掲載していこうと思います。

お楽しみに!!

 

(引用・参考文献「病気がみえるvol,7脳・神経 第一版」編集医学情報科学研究所)

 

 

 

【お知らせ】

8月号の神奈川県士会ニュース会報誌から、自動車運転班の記事掲載『カナドラ!≪県士会ニュース出張版≫』も連載?中です!

隔回掲載ですので12月号、4月号と掲載していく予定です。

重複する部分もありますが、是非県士会ニュースのチェックもお願いします!

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpc/kanadrive2019/2020/68