先進的施設見学in中伊豆リハビリテーションセンター

こんにちは、自動車運転支援班です!

今回は、OT協会「運転と作業療法特設委員会」の先進的施設見学企画にて
『中伊豆リハビリテーションセンター』
を見学させていただいたので、その報告をさせて頂きます!

 

中伊豆リハビリテーションセンターは、静岡県の伊豆半島の中央に位置している病院です。
医療・福祉・介護の3分野からなる総合リハビリテーションセンターとなっており、
今回は回復期リハビリテーション病棟で取り組まれている自動車運転支援の見学をさせていただきました。

 

机上検査やドライブシミュレーターは当然ながら、その特徴の一番は
病院敷地内に教習コースを有しており、対象者の実車評価を実施していることです!
また、近隣の自動車教習所との連携も密に取られており、様々な視点からの評価がされていました。

  

 

今回は特別に、実車評価の際に後部座席に同乗させていただきました。
助手席には教習所にて指導を受けたOTが同乗し、コース走行の順路の提示を行っていました。

↑手動運転装置や補助ブレーキもついた改造車で評価

私たちも実車評価として教習所内などで同乗させていただく機会はありますが、
教習指導員の方との評価とはまた違った経験をさせて頂きました。

 

実車評価の後も、センター内での体制や県警・免許センターとの連携について伺わせて頂き、
静岡県内での自動車運転支援の取り組みについても話を伺う事ができました。

「実車評価」が院内で行なえるという、私たちからすれば非常に特殊な環境ではありましたが、
実車評価の有用性だけでなく、基本となる机上検査の結果やドライブシミュレーターでの模擬評価であっても
その方の運転能力を評価していく中で重要な要素であることを再認識できた見学となりました。

神奈川県としては、特に県警や免許センター、自動車教習所との連携をどう進めていくかなど
今後の取り組みの中で活かしていきたいと思いました。

今回見学の対応をして下さった中伊豆リハビリテーションセンターの方々、
実車評価の見学をお受けいただいた患者様、本当にありがとうございました!

 

次回の更新もご期待ください!

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