作品
製作者
作田浩行OTR(昭和大学保健医療学部作業療法学科)
使用目的
片手での服薬準備操作を容易にする.
使用場面
使用方法
《錠剤の場合》
- お薬ころろをコップにかぶせる.
- 錠剤ケースをお薬ころろの上面の穴に合わせ,錠剤を開ける.
- すると錠剤はコップの中に落ちる.
- お薬ころろをはずし,コップから直接錠剤を飲む.
《粉剤の場合》
- お薬ころろの割り箸の部分に粉剤袋を差し込む.
- 割り箸より上の部分をハサミで切り取る.
- 粉剤袋を下へ抜き取る.
材料
1Lの牛乳パック,900~930mlのペットボトル,未使用の割り箸,平ゴム(荷造り用ゴム),両面テープ
製作方法
作成手順・使い方の説明書のダウンロード (PDF, 614K)
コメント
軽度の失行がある方や振戦がある方が片手で錠剤や粉剤を開けるのは意外と困難なものです.そこで,錠剤・粉剤の両方に対応した服薬準備操作用自助具「お薬ころろ」を作成しました.
身近にある材料で,20分ほどで簡単に作ることができます.ぜひお試し下さい.
※割り箸部分の機構は他にも応用が利きます.例えば醤油の小袋オープナーとか…
※この自助具は第13回リハビリテーション工学カンファレンス(1998)で発表しました.