作品No.5 はけ象くん

《作品》
はけ象くん
 
《製作者》
廣田ももOTS(横浜YMCA学院専門学校作業療法学科)

《使用目的》
片手で足先に靴下を入れることが困難な方を対象とした片手用ソックスエイド.

《使用場面》
はけ象くん
 
《使用方法》

  1. はけ象くんを靴下に差し込む.
  2. はけ象くんの横をつまむ.
  3. 靴下が開くので足先を入れる.
  4. はけ象くんを抜き取り、手で靴下を上まで引き上げる. 

《材料》
鴨居に洗濯物を引っ掛けても落ちないプラスチック製の大きな洗濯ばさみ(100円ショップで購入)、スプリント材(イージーフォーム)

《製作方法》

  1. 大きい洗濯ばさみの足を中心部から3分の1残し、鋸で切り落とす.
  2. 大きい洗濯ばさみの先にスプリント材をつけるのでその部分に錐などで傷をつける.
  3. スプリント材を筒状にし、先を尖らせ、外側に向ける.
  4. 大きい洗濯ばさみの傷つけた部分にスプリント材をつけ、固定す. 

《コメント》
 始まりは○○だ先生が授業中に発した「片手でも使えるソックスエイドを考えて!」という一言からこのはけ象くんが誕生しました。
 試行錯誤を繰り返し、無駄にしたスプリント材も数え切れません・・・

 象さんの牙でしっかりと靴下を広げてくれます!どこにでもある材料ではないのが難点ですが、もし他の物で代用できたら作ってみてください♪

 

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