神奈川県発達研究会

名称:
神奈川県発達研究会

代表:
戸塚 香代子(川崎市中央療育センター)

研修会趣旨:
本研究会は,令和元年(2019)年5月に発足いたしました.
小児領域における,医療・福祉・教育の連携の重要性が叫ばれて久しいです.リハビリテーションの業界においては,特に近年小児領域に関わる専門職の職場環境も多岐にわたっており,お子さんを取り巻く地域での幅広い支援がなされています.特に神奈川県内においては,大小さまざまな医療機関や療育機関のみならず,訪問リハビリ,通所および入所の施設および事業所,リハビリテーションセンター,教育委員会,行政などの様々な機関で(リ)ハビリテーションが提供されており,これまで小児領域に関わることが少なかった専門職をふくめて,多くの支援者が支援の必要なお子さんに関わるようになりました.
小児領域の(リ)ハビリテーションにおいては,正常発達の知識は勿論のこと,年齢や疾患特性を踏まえて,その児童および児童をとりまく家族や社会状況を加味しながら,生活支援と発達支援を組み合わせて提供する必要があり,また児童のライフステージにあわせて,その支援の内容をシフトしていくことが求められます.その為,幅広い知識と見立てて支援する技術が求められます.
支援者一人ひとりの知識と技術の向上を図り,また児童およびその家族を取り巻く地域を支えるために基盤づくりをすることが,本研究会の使命です.

本会の目的 (会則 第二章第3条):
本会は,小児疾患及び発達障害に対する作業療法に関する臨床および研究について,会員相互の連絡と協力をはかり,また会員による内外の学会や研修会での発表や投稿を援助し,小児疾患に対する作業療法の発展に寄与することを目的とする.また作業療法という職種にとらわれず,小児疾患及び発達障害に関わる全てのスタッフへの知識・技術の研鑽および情報共有を図り,地域で子どもたちを支えるスタッフの育成に寄与する.

事業概要 (会則 第二章第4条):
I. 事例検討会の開催(年4回程度)
II. 研修会等の開催(年2回程度)
III. 県内外の発達分野の研修会を含む情報の配信(メーリングリスト)
IV. その他,本会の目的を達成に必要と認められる事業の開催

開催場所:
発表者と参加者の都合にあわせて,開催場所を検討しております.詳しくは,県士会HPの勉強会のご案内をその都度ご確認ください.

事務局:
横浜医療福祉センター港南 (加藤 直樹)
〒234-0054神奈川県横浜市港南区港南台4丁目6-20
e-mail: kanagawa.developmentalsig@gmail.com

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