名称:
神奈川リハビリテーション研究会
会長:
伊藤利之
研修会趣旨:
平成28年2月に第80回の学術集会開催を迎える本研究会は、昭和47年後半に横浜市立大学名誉教授土屋弘吉先生と横浜市立大学附属病院リハビリテーション科長大川嗣雄先生とが中心となって始めたリハビリテーションに関する多職種の研究会です。事務局に保管されている資料で確認できるのは、昭和48年3月10日に第2回研究会が神奈川県社会福祉会館(横浜市神奈川区)で開催され、脊髄損傷者の職業的リハビリテーションと頸髄損傷者の社会的リハビリテーションが主題となっています。
近年医療の世界においては診療連携、多職種連携の重要性が叫ばれておりますが、神奈川では40年以上前に多職種参加のリハビリテーション研究会が開催されていたのです。
人間としての尊厳の回復、平等な社会参加の実現というリハビリテーションの崇高な理念の実現には医療だけでなく、教育、職業、社会福祉、環境、行政、物づくりなど、様々な技術とシステムとの有機的な連携が必要です。
神奈川県内にはさまざまな医療機関、療育機関、リハビリテーションセンター、特別支援学校、障害者支援施設でリハビリテーションが展開されており、本研究会は県内在住のリハビリテーション専門職に開かれた研究会として多職種連携の要の役割を果してきました。
単一専門職の研究会とは異なり、職種間の情報交換、施設間の情報交換により、患者さん、利用者、そのご家族への質の高いリハビリテーションサービスにつながることが本研究会の使命です。
活動内容:
本会の目的は、神奈川県のリハビリテーションの発展と推進を図り社会福祉の向上に寄与すること、と規約第2条に定められ、第3条で本会の事業は、a)研究集会の定期的開催、 b)その他必要と認める事業と定められています。
研究集会開催頻度:
年2回 2-3月、9-10月
開催場所:
当番幹事の持ち回り開催
直近5回の開催場所は 平成25年10月昭和大学医学部 平成26年3月横浜市総合リハビリテーションセンター 平成26年10月横浜市立大学医学部 平成27年2月横浜リハビリテーション専門学校 平成27年10月東海大学医学部
事務局:
横浜市立大学医学部リハビリテーション科
〒236-0004横浜市金沢区福浦3-9
e-mail: ihatama3@yokohama-cu.ac.jp